子供撮りメインの私が、2021年に初代α9を選んだ理由【後編】

こんにちは。元カメラ販売員のふわくです。
前回の記事では、α9そのものの魅力を中心に、α9を購入した理由についてお伝えいたしました。

今回はその続編記事で、なぜ他のカメラを選ばなかったか、という点に焦点を当てていきます。

目次

さらばD4s -やっぱりミラーレスの使いやすさにはかなわんです・・・-

私は、つい先月、こんなツイートをしていました。

このツイートにもあるように、ニコンD4sを買う前は、SONY(α7S III)を使っていました。
ところが、今から4ヶ月前のある日、カメラとは全く関係のない20万円の商品が欲しくなり、金策のために、α7S IIIと2本のGマスターレンズを手放すことになりました。

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ギター買ってんじゃねーよハゲ!

バレてたか。。
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ふわく

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つーか、いいオッサンが、20万円くらい持ってないの?

低給サラリーマンの小遣い枠はとっくにスッカラカンなのです^^
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ふわく

カメラシステムの予算が20万削られた状態で、どんなカメラ・レンズが買えるかと考えたとき、やはりここは一眼レフしかない、ということで、ニコンのD4sを買いました。
D4sは以前にも使用していて、信頼が厚かったというのと、またあの気持ちいいシャッター音を味わいたくなった、というのが買い戻した理由です。
もちろん、レンズごと総入れ替えです。

ちなみに、D4sは中古で約13万円でゲットしました。

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やっす!

2本のレンズ(14-24mm F2.8、105mm F1.4)ももちろん中古で買いました。(なんだかんだで予算オーバー。。)

久々のD4sに興奮したのもつかの間、その重さと、レフ機ならではの使いづらさをあらためて実感することになりました。
一度ミラーレスの便利さを味わった人間からすると、一眼レフはやっぱり使いづらいんですよね。。

というのを下の記事で散々語ったはずなのに、都合の悪いことはすっかり記憶の彼方に行ってしまっていたんですよね。。


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忘却スキルハンパねぇな。。


そんなわけで、D4sとレンズはわずか4ヶ月でおさらばとなりました。
一眼レフをメインで使うことは二度とないと思います。

あんなに興奮してたα7S IIIもあっけなく売却

時系列は逆になりますが、α7S IIIも売却済みです。
でも誤解しないでください。α7S IIIに不満があったわけではありません。
上でも述べたように、お金が足りなかったので売った、ただそれだけです。

といいつつ、しいて問題をあげれば、画素数です。
低画素大好き人間の私ですら、やはり1,200万画素には若干の物足りなさを感じていました。
写真をトリミングに頼りまくる私にとっては、ちょっと心もとないんですね。
せめてD4sと同じ1,600万画素あれば言うことなかったんですけどね。まぁでも低照度ノイズとのトレードオフなので仕方ない部分ではあります。

あと、以前こんな記事も書いています。


動画性能がめちゃくちゃ高いα7S IIIですが、静止画メインの人にとっても十分満足できる製品だよ!ということを力説しました。
それは間違いないです。

でもやっぱり、4K動画やLOG撮影をしない人にとってはオーバースペックであることは言うまでもありません。
間違いなく、動画機能だけで10万円分くらいは乗っかってます

なので、やはり私には少々もったいないカメラだな、というのは感じていました。

他に検討したカメラたち

どうせマウント変更するならと、他のメーカーも候補に上がりました。
今は基本的にフルサイズセンサーのカメラが好きなので、その中で検討しました。

Canon EOS Rシリーズ

検討したのはCanon EOS RとR6。予算面でR、機能面でR6。
Canonのミラーレスは、往年の一眼レフのようなデザインは個人的には結構好みなんですよね。
正直、今から買うなら絶対にR6がいい。瞳AF性能もSONYに迫る勢いだし、動画でも強力な手ブレ補正が使えるのは魅力的ですから。
ただ、R6はカメラだけで30万円近くするので、そもそも今回は予算オーバー。
また、以前、下の記事でも書きましたが、RFレンズはまだまだラインナップが少ないんですよね。私が好きな24mmや135mmをはじめ、大口径単焦点レンズがほとんどないのもマイナス。

RFレンズのラインアップ自体は、今後間違いなく増え続けるでしょうから、数年後の候補としてキヤノンを選ぶのはありかも知れません。しかし、今キヤノンを選ぶかと言われると、ちょっと。。
そんなわけで、Canonについては、除外となる理由が多かったため、早い段階で候補から外れました。
あ、ちなみに、キヤノンはボディ、レンズともにデザインは好きです。

Nikon Zシリーズ

予算関係なく、高画素派じゃない私としては、Z 7やZ 7IIではなく、Z 6かZ 6IIが候補に上がりました。
さすがニコンだけあって、画質は良いし、Z 6IIになって、さらに瞳AF性能も上がっているので、結構惹かれました。

しかし、今まで、Zシリーズは今まで候補に上がったことがありませんでした。
というのも、なんとなくデザインが好みでなかったというのと、SONYやCANONと比較して 、飛び抜けている印象もなかったためです。
デザインといえば、Zマウントのレンズもそうです。
同じニコンでも一眼レフ用のFマウントのレンズには見た目の豪華さや造形美が感じられましたが、Zマウントのレンズは・・・

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おい、よく考えて発言しろよ。Zマウントユーザーを敵に回すのは得策じゃないからな。

なんていうかその・・・靴下みたくない?
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ふわく

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もう知らん。。

Fマウントレンズと比べると、ラバー部分の表面積が多くなって、メカメカしさがなくなった気がするんです。
好みの問題かも知れませんが、個人的にはちょっと好みではないです。

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なら、いっそ、ニコンのマウントアダプター(FTZ)とFマウントレンズ組み合わせて使えば?

たしか、FマウントレンズでAFも使えるFTZは魅力的だけど、これ付けてさらに大口径レンズでも着けた日にゃ、それこそ小さなZのボディに対して長くデカくなってしまうのがバランス的にちょっと・・・
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ふわく


Zユーザーさん、本当にごめんなさい。あくまで私個人の考えなので、気にしないでください><

Sony αシリーズ

フルサイズミラーレスで、最もレンズのラインアップが多いのはSONYなのは言うまでもありません。
SONYには私が好きな焦点域の単焦点レンズがちゃんと用意されています。

実はα9を買う前は、こんなことを考えていました。

「α7IV早よ!α7IV早よ!α7IV早よ!

そう、2021年後半に発売されると言われているα7IVです。
というのも、実売価格はα7S IIIより10万は安いだろうし、α7IIIよりAF性能は高いだろうし、私の好きなリアルタイムトラッキングAFだって搭載してるだろうし、ひょっとしたらバリアングルかも知れないし、動画性能はα7S IIIほどてんこ盛りじゃない、でもそれで十分、って感じだからです。
しかし、今年発売されるとはいえ、時期は後半っぽいし、それまでD4sで踏ん張るのかと言われるとちょっと微妙。

そう考えたときに、とりあえずα7IIIで繋ぐか、とも思いましたが、α7IIIには私の好きなリアルタイムトラッキングAF機能は付いていないし、背面液晶モニターやファインダーの解像度にやや不満がありましたので、見送りました。あ、ちなみにα7IIIもかつて持ってました。

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んじゃ、わりと最近出たα7Cはどうよ?リアルタイムトラッキングAF機能はあるし、お前が好きなバリアングル液晶だぞ。

実はα7Cも一度は検討したんだけど・・・
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ふわく


α7Cは、ダイヤルやボタンが少ないのが弱点です。
オート撮影メインの人が使うというのがコンセプトでもあるでしょうから、仕方ないんですが、いろいろボタンをカスタマイズして使えるのがαシリーズの魅力だと思っているので、α7Cはちょっと心許(こころもと)ないですね。
特に、マニュアル露出派の私にとっては、ダイヤルが一個足りないのは致命的


ボディが軽いのはとても魅力的なんですけどね。

まとめ | やっぱりα9がベスト!という結論に

ニコンのZシリーズやキヤノンのEOS Rシリーズも良い製品ですが、レンズのラインアップが圧倒的に少ないので、数年後の選択肢としてはあり得るかも知れませんが、2021年時点では、選択肢からは外れました。
レンズあってのカメラです。カメラを楽しむには、好きなレンズを自由に選べる環境が必要です。
また、SONYの他のカメラと比較しても、α9はいまだに非常に優れた製品であるということを再認識したため、この2021年にα9の購入に至りました。

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どうせα7IVが出たらまた買い換えるんだろ?


おそらく、それはないと思います。
というのも、現時点での噂から推測するに、おそらく、バリアングル液晶や動画性能の向上、画素数の増大以外は、目立ったスペック差はないのではないかと予想されるからです。
動画性能はα9程度で十分だし、画素数はこれ以上上がってほしくない、なのに価格は30万円近い、となると、中古で20万円程度で買えるα9って、やっぱり相当魅力的だと思うんです。

なので、「カメラ買い替えマン」の異名を取る私ですが、α9は今までで一番長く使うカメラになるんじゃないかと予感しています。

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