povo2.0で失敗する人続出!知らないと損する本当の活用法とは?

「基本料0円」という魅力的なキャッチフレーズで話題のpovo2.0。

SNSでも「安くなった!」という口コミがある一方で、あふれていますが、実際に契約した人の中には「思ったほど安くならない」「むしろ前より高くなった」という声も…。

私はこれまで10社以上の格安SIMを実際に契約・使用してきた経験から言えるのですが、povo2.0はすべての人にとって最適な選択とは限りません。特にメイン回線として使う場合は、意外な落とし穴があるのです。

「本当に今の選択が正解なの?」
「もっと賢い使い方があるのでは?」
「結局、自分に合った料金プランはどれ?」

今回は、そんな疑問を持つあなたのために、povo2.0の真実とベストな活用法を徹底解説します。
あなたのライフスタイルに合った最適なスマホ料金を見つけるためのヒントが見つかるはずです。

なお、本記事のリンクを経由してpovo2.0を契約されても私には一円もお金は入りません。
いつもながら、記事内容については本音100%で書いておりますので、どうぞご安心してご覧くださいw

目次

「基本料0円」の魅力と実態

auのサブブランドとして登場したこのサービスは、従来の携帯電話プランの常識を覆すような画期的な料金体系で注目を集めました。

デジかめんピンク

どう画期的なんですか?

デジかめんレッド

まず、基本料がかからない(0円)という点だね。

多くのモバイル回線サービスは基本料がかかりますが、povo2.0の場合は0円。毎月固定で支払う基本料がないという点は、非常に魅力的です。
そして、自分が使いたい機能(データや通話)だけを「トッピング」して使えるので無駄がない。
…というのがpovo2.0の料金システムです。

しかし、逆にいえば、音声通話、データ通信、SMSなど、スマートフォンを使う上で必須の機能は全て「トッピング」という形で別途料金が発生します。

例えば、よく電話をする人が5分かけ放題(550円)を追加し、データ通信も3GB(990円)を追加すると、それだけで1,540円になります。

ちなみに私が愛用する日本通信SIMの場合は、1,390円でデータ通信20GBに加え、5分かけ放題(もしくは月70分)まで標準で付いてくるのを考えると、かなり割高感があります。

そのため、結局トータルで見ると、基本料0円という謳い文句とは裏腹に、一般的な使い方をする限りはむしろ割高になりやすい料金体系なのです。

そして、povo2.0は新規契約時に、以下のいずれかのオプションを必ず選ぶ必要があるため、0円で契約を維持するということはできないんです。

新規契約時に選択必須のオプション一覧(画像引用:povo公式サイト

さらに、povo2.0のもう一つの大きな問題点があります。

「魔の180日ルール」でトッピングの失効や解約されるリスクも

povo2.0には、「魔の180日ルール」があります。

これは、180日以内に何かしらのトッピングを購入しない限り、自動解約となってしまうというもの。
また、トッピングを購入した後、180日以内に使わない場合も、トッピングが失効するというペナルティがあります。うっかり期限を忘れてしまうと、突然データ通信ができなく(128kbpsの超低速通信)なったり、気づいたら自動解約になっていた、なんてことになりかねません。

デジかめんピンク

解約になっても、再契約すればいいだけの話じゃないんですか?

デジかめんレッド

甘いっ!!

たしかに解約後も再契約すればまた使えるようになるので、一見大したことが無いようにも思えます。しかし、ここにも意外な落とし穴があります。

解約後の再契約ということは、すなわち、新規契約です。ということは、電話番号も新しくなるということ

これは困りますよね。。

「サブ回線」としては最適な選択肢

デジかめんピンク

povo2.0ってなんだか微妙ですね。。

デジかめんレッド

実は、使い方によっては、そうとも言い切れないんだ。

ここまでpovo2.0のデメリットについて述べてきましたが、実は特定の使い方においては非常に優れたサービスでもあります。それが「サブ回線」として使うというのもです。

デジかめんピンク

どうしてサブ回線として使うのがいいんですか?

デジかめんレッド

回線維持費が圧倒的に安いからだよ。

維持費についてはこのあとご説明しますが、まずはサブ回線としての活用シーンをご紹介します。

私が考える活用シーンは主に2つあります。

サブ回線活用シーン1「メイン回線ダウン時の非常用」

まず1つ目がこれ。メイン回線に障害が発生した際の非常用です。

ちなみに私が愛用する日本通信SIMでは今年、通信が1時間あまり全く使えなくなる障害がありました。
そのとき私は外でテザリングして仕事をしていたこともあり、かなり困りました。

人生で初めてサブ回線の必要性を感じた瞬間でした。

また、災害時などにメインの通信網が混雑する状況においても、サブ回線があれば通信を維持することができるかも知れません。

サブ回線活用シーン2「旅行や出張で一日だけ大量に通信する臨時用」

もう一つは、日帰りもしくは一泊の旅行や出張時の臨時用です。

普段、あまりデータを使わない人でも、日帰りもしくは1泊の旅行や出張などで、イレギュラーで大量の通信をおこなうこともある、という方は少なくないと思います。

私も年に数回、遠方に帰省するのですが、主に移動中の通信量が激増します。

用途としては、子どもたちのゲーム用のテザリングや、Youtube動画再生、BGM代わりのYoutube動画の再生などですが、たったの一日で普段の数倍のデータ通信を使います。

あらかじめ予定が決まっていれば大容量のデータが使えるプランに一時的に変更するといった対応でも良いと思います。ですが、たったの一日のためだけにわざわざプラン変更というのもなかなか面倒です。プランを元に戻し忘れる、なんてこともありえますしね。

そんなときにはpovo2.0の「24時間使い放題330円」というオプションが大活躍します。

330円払うことで、メイン回線のデータ通信容量をいっさい消費することなく、丸一日使い放題になるんですから、かなり心強いですよね。

デジかめんピンク

でも、povo2.0には「魔の180日ルール」があるんですよね?

デジかめんレッド

そうだね。

でも、サブ回線として使う前提なら大した問題じゃないよ。

仮に、オプションの期限をうっかり忘れてしまって自動解約となってしまったとしても、あくまでサブ回線なので、再契約によって電話番号が変わってしまったとしても大きな問題にはならないでしょう。

とはいえ、少なかれ再契約の手間はあるので、オプションを購入したらスケジュールアプリなどで期限の管理を徹底されることをおすすめします。

サブ回線として使う際のコストってどれくらい?

こちらは、先ほども登場した、新規入会時のトッピング一覧です。
一番人気のプランは3GB/30日というプランのようですが…そんなのは無視ですw

新規契約時に選択必須のオプション一覧(画像引用:povo公式サイト

あくまで緊急or臨時のサブ回線として使うのであれば、330円の「データ使い放題24時間」というオプション一択です。
使い始めから24時間だけ、データが使い放題OKであれば、まさにメイン回線が万が一急なメンテナンスや障害で一時的に使えない時間があっても、しっかりカバーできます。

コストも180日間でわずか330円、つまり、1ヶ月あたり55円で済むので、もし使う機会がなくても保険代と考えればむしろ安すぎる金額だと思います。

さらに安く維持できる方法も!?

実は「6時間で250円」というオプションもあります。

データ使い放題6時間250円の絵
データ使い放題6時間は250円!(画像引用:povo公式サイト


1ヶ月あたり約42円。駄菓子1個分といってもいいでしょうw

駄菓子のイラスト
下手すると駄菓子1個分よりも安いw


緊急用としてなら正直、これで十分です。

ただ、どういうわけか入会時にはこのオプションは選べないため、最低でも新規契約から半年たったタイミングで選ぶ、という感じになります。

デジかめんピンク

でも、24時間330円との差額ってほんのちょっとですよね。

デジかめんレッド

そうね。

メイン回線の障害が長引く可能性も考慮すると、24時間にしといたほうが良さそうな気もするね。

とりあえずお好きなほうをお選びください、という感じでしょうかw

【結論】povo2.0はメインではなくサブとして活用しよう!

povo2.0は革新的なサービスではありますが、メイン回線として常用するには多くの落とし穴があります。必要な機能をすべて揃えると他社の定額プランより高くなるケースが多いのが現実です。

少なくとも、

「スマホを買ったらpovo2.0のオトクなクーポンが付いてきたから」

なんていう安直な理由で契約するのは、『70%OFF!』タイムセールに釣られて買った服が、家のクローゼットで永遠の眠りにつくようなものです。『いつか着るかも…』と思いながら数年経ち、最終的には「着なかった服の総額で高級バッグが買えた」という悲しい結末になりかねません。

一方で、基本料0円という特性を活かして、非常時や臨時のスポット的な使用なら非常に価値があるサービスでもあります。緊急時の予備回線や一時的な大容量通信など、限定的な用途では他の追随を許さない強みを持っています。

スマホの通信費を最適化したいなら、安定した定額プランをメインに据え、「いざという時」のためにpovo2.0を準備しておくという二刀流が現状では最も賢い選択と言えるでしょう。

メイン回線とバックアップ回線を上手に使い分けることで、コストと利便性の最適なバランスを実現できます。

最後に重ねて申し上げますが、この記事は特定のサービスへの勧誘や紹介料を目的としたものではありません。皆さんがpovoを契約したところで私には一円の収入も発生しません。あくまで実際に10社以上の通信サービスを使ってきた一ユーザーとしての率直な意見であることをご理解いただければ幸いです。

povo2.0は決して悪いサービスではなく、むしろ使い方次第では非常に優れたサービスです。

ただし、その特性を正しく理解し、最適な形で活用することが重要です。あなたのスマホライフが、より便利で経済的なものになることを願っています!

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