今回は、GoProの最新かつ最上位機種であるGoPro Hero7 Blackのご紹介です。
発売は昨年9月でしたから「今さら感」はなくもないですが、製品の良し悪しは、じっくり使ってみてこそわかります。
わかりやすくお伝えしますのでぜひ最後までお楽しみください^^
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GoPro至上最強の手ぶれ補正機能 Hyper Smooth(ハイパースムーズ)がヤバい。
最大の魅力はなんと言っても「Hyper Smooth機能」でしょう。
Hyper Smooth機能というのは、超強力な手ぶれ補正機能のことですが、旧製品のGoPro6 Hero Blackで初めて搭載された手ぶれ補正が、ヤバいほどに進化したのがこのHyper Smooth機能なのです。
GoPro Hero7 Blackのパッケージには「GIMBAL-LIKE Hyper Smooth(ジンバルみたいなハイパースムース)」と誇らしげに書かれています。
それほどまでGoPro社が自信を持っているということなのでしょう。
下の公式サイトのサンプル映像だけでHyper Smoothがどれくらいスムーズなのかがよくわかると思います。
ただ、この公式映像はスケールが壮大すぎて実際の使用イメージが湧きにくくないでしょうか?
ということでもう少し普通の動画をご用意しました(笑)。
この映像のように、歩いたり走ったりしながら撮る場合、手ぶれ補正機能が貧弱だと「常にブレブレ」な映像になってしまいますが、GoPro Hero7 Blackはまさにジンバルを搭載しているかのように揺れを吸収してるのです。
以前、GoPro Hero6 Blackも持っていましたが、歩いたり走ったりするような場面では、かなり気をつかわないブレがを吸収しきれていませんでしたのでこの進化は本当にすばらしいです。
また、上の映像の最後のほうで、ロードトレインに乗って撮影した映像がありますが、ロードトレインの揺れがリアルに伝わる一方で、外の風景が全く揺れていないことにお気づきになりましたか?
こういうところもハイパースムーズのすごいところなのです。
ほかにもまだある革新的機能
新機能として、タイムワープ(手持ちで撮影できるタイムラプス機能)も搭載されました。
本来タイムラプスといえば、定点撮影(カメラを固定した状態での撮影)が前提ですが、GoPro Hero7 Blackはその強力な手ぶれ補正機能を活かして手持ちでもタイムラプス撮影が楽しめるというものです。
実際に見ていただいたほうがわかりやすいと思います。
こんな感じ↓
個人的には、この機能を日常的に使って楽しむイメージがどうにも湧かないというか・・・。
あって困る機能ではありませんが、なくても困らないというのが正直な意見です^^;
どちらからというと、もう一つの新機能「ライブストリーミング」のほうが重宝されるかと思います。
FacebookやYouTubeのライブ配信をされる方にはとてもベンリだと思います。
暗所ノイズに耐えきれず売却
すごいすごいと感動していたわりに、わずか2ヶ月ほどで売却してしまったのです。
※その後、結局買い戻すことになるのですが、その理由についてはまた下のほうで詳しく述べたいと思います。
売却した理由はただ一つ。
室内や暗い場所で撮影したときの高感度ノイズ(ザラつき)がイヤだったからです。
旧製品のGoPro6 Hero Blackも同様で、ひょっとしたらGoPro Hero7 Blackでは多少は改善しているんじゃないかと淡い期待をもっていたのですが、残念ながらこの点については改良されていませんでした。
GoProはCMOSセンサーのサイズが小さいので仕方がないと言われればそれまでなのですが、室内でも積極的に使いたいというわたしのような人間にとっては残念と言わざるを得ません。
照明があまり明るくない部屋で撮影したサンプル映像をご覧ください。
いかがでしょう。結構ざらついていますよね。
あれ?そうでもないですか?(笑)
わたしが過剰反応しているだけなのか、皆さんも同意見か、どちらでしょう。
やっぱり俺にはお前しかいない! 買い戻しに至った2つの理由
さて、欠点が気に入らず、一度は売却したのですが、結局買い戻しました。
その理由について述べたいと思います。
【買い戻した理由その1:唯一無二の超広角】
手放してみてあらためて実感しました。「超広角のありがたさ」を。
GoPro Hero7 Black
売却してからはスマホや一眼レフを代用としていたのですが、いかんせん画角が狭いのです。
売却する前からわかっていたものの、いざメインで使いはじめるとこの画角の狭さを痛感することになりました。
わたしは子どもと一緒にいるときに撮影することが多いのですが、子どもがすぐ目の前にいるような場合や、真横にいるような場合、スマホだと顔しか映せません。
そのため、長めの自撮り棒を用意したり、少し離れて撮る必要があります。
しかし、GoProなら子どもが目の前にいようが、真横にいようが、その場で手を伸ばすだけでしっかりと背景込みで映すことができるのです。
スマホはもちろん、これほど広角で撮れるビデオカメラはほとんど存在しません。
GoProを選択する最大のアドバンテージは、超広角にあると言っても過言ではないでしょう。
もちろん私が買い戻した最大の理由でもあります。
また、純正オプション品のGoPro Shortyのようなミニグリップを使うだけでさらに広角に撮ることができますし、自撮り棒や一脚を使うことで、もっと広角に撮れるので、ドローンで空撮したかのような映像を撮ることもできます。
こちらの映像は、(高いところには登らずに)地面に立った状態で、自撮り棒を使って撮影しました。
自撮り棒の長さは80cmくらいですので、それほど長いわけではありませんが、それでもこんなに高い位置から撮ったように見えるのです。
長い自撮り棒を撮るともっとすごいことになります(笑)。
でも少なかれ画質は劣化するし、安いタイプよりもバカでかくて重いのも難点。
レンズを取り付けている間にチャンスを逃すという悲しい結果になりがち。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f44336″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]GoProはここがすごい[/st-minihukidashi]
GoProなら電源OFFの状態からでも、録画開始ボタンをワンプッシュするだけですぐに撮影に入れます。
【買い戻した理由その2:水没ウェルカム!風呂や海でもぐってもオッケー!】
買い戻した理由のもう一つは、完全無欠の防水機能が恋しくなったからです。
スマホでも防水機能を備えた製品も多いですが、そのほとんどが生活防水レベルですので、水中にしずめたまま使うことはできません。
GoPro Hero7 Blackなら、海で泳いだりしながらも使えますし、砂浜では砂まみれになっても洗い流せばOKというこの気軽さはまさに唯一無二です。
また、子どもと風呂遊びをしながら使ったりできるのが超たのしいです(笑)。
また、わたしの地元では毎年雪が降りますが、雪が降り注ごうが、雪の中に埋もれようが、びくともしないこのタフさのおかげで、まったく気をつかわずに使えるので、本当に助かっています。
また、本体だけで完全防水となりましたので、本体を覆うハウジングケースを付けなくてもよくなりました。
※GoPro5以前はハウジングケース必須
[st-mybox title=”ハウジングケースのここが残念” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・毎回、ハウジングケースを着脱するのが面倒くさい。
・せっかくコンパクトなGoProなのに、ハウジングケースをつけると大きくなってかさばる。
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裸のままで完全防水というGoPro Hero7 Blackのはまさに神です。
【まとめ | 令和さいしょの夏の思い出はコレでバッチリ!!
先ほども述べたとり、GoProには暗所で発生する高感度ノイズが目立つという欠点があります。
「GoProは外で使うもの」という割り切りが必要だと思います。
しかし、そういった弱点があっても、3大メリットが強すぎて、欠点がかすむほどです。
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・まぢかにいても広く撮れるベンリな超広角
・雨でも海水浴でもびくともしない本体防水機能
・ジンバルいらずで超強力な手ブレ補正 Hyper Smooth機能
[/st-cmemo]
特に超広角はGoProの専売特許とも言える状況です。
最近発売されたばかりのライバル製品「Osmo Action」にも勝ります。
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令和元年の夏、まだ間に合います。
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