「掃除と水拭きをまとめてロボットがやってくれたらいいのに。。」
そう思ったことはありませんか?
実は、一台で掃除と水拭きをやってくれる素敵なお掃除ロボットがあるんです!
知ってます。
え・・・
でも値段が高すぎて手が出ません。
そんな方に朗報です!!
あの「ルンバ」と同等の性能を持ちながら、お値段は約半分というとんでもない商品が突如として登場したんです。
その名も・・・
ムーバ?
ルンバのパチモンですか?
コラコラ!
お前は何てことを言うんだ!
安かろう悪かろう的なやつじゃないんですか?
(やけに懐疑的だな。。)
デジかめんピンクが心配するのも無理がありません。
そんなに安かったら誰しも、逆に心配になってしまうに違いありません。
私はMOVA E20 Plusを買ってまだ10日程度ですが、今日まで毎日使ってみて感じたことを言います。
「完成度の高さに驚愕させられたよワタシゃ。。」
これほんとです。長年ルンバを愛用してきた私が言うんですから間違いありません。
そんなわけで、今回私が購入した、全く新しいお掃除ロボット「MOVA E20 Plus」の魅力を存分にお伝えします!
次のような方にとって、バッチリ役立つ内容になっています。
写真や動画をたくさん使ってわかりやすくお伝えします!
現在ルンバを使っている人はもちろん、初めて水拭き対応のお掃除ロボットを買おうと思っている人にとっても参考になるはずです。
「ルンバ以外のお掃除ロボットってどうなの?品質的に大丈夫なの?」
なんていう疑問をお持ちの方は必見ですよ!(Youtube動画もあります↓↓↓)
【購入に至った背景】
レビューに入る前に、MOVAを購入するに至った経緯について少しお話しします。
ルンバとの出会いで一変した生活
話は「ルンバ」との出会いにさかのぼります。
私がルンバを購入したのが5年前。
あの日以来、掃除機をかける手間から解放されただけでなく、自由な時間が増えました。
当然です。だって、今まで自分でやっていた掃除機がけをルンバが代わりにやってくれるようになったのですから。
また、私は小さい頃から掃除機の騒音が大嫌いで、耳をふさいだり、別室や外に逃げ込みたくなることもありました。
もちろん大人になっても掃除機の音がニガテなのは変っていません。。w
ですが、ルンバが来てからは、別の部屋に逃げ込もうが自由です。
留守中ですら勝手に掃除してくれます。
おかげで、私は掃除機の騒音によるストレスからも完全に開放されることになったのです。
もはや、ルンバは私にとって、そして我が家にとって欠かせない存在となりました。
ルンバを抱えて1階と2階を往復する日々
ところが、少々困ったことがありました。
我が家は2階建てですが、ルンバは1台のみ。
なので、ルンバを抱きかかえて1階と2階を行き来する日々でした。
結構重たいんじゃないですか?
それに、毎日となるとかなり大変そうですね。。
そうなんだよ。。
でも、掃除機をかける手間や時間を考えれば、階段を往復するほうがマシなのだよ。
こんな感じで、長らく1台で頑張ってきたんですが・・・
「やっぱりもう一台ほしい。。」
そう思うようになりました。
「ピカピカな床」と「爽快感」も得たい!
さらに、次のような欲求も湧いてきました。
どうせ買うなら今話題の「床拭きもできるやつ」がいいな。。
フローリングについた手垢や皮脂などは掃除機だけでは取れません。
本気で綺麗にしようと思うと、雑巾がけやモップがけは避けて通れません。
それに、水拭き後の床って、なんともいえない爽快感がありますよね!
ほんまそれ!
心がスッと澄みわたるあの感じがたまらんのよね。
私は決心しました。
少々高くても「水拭きできるやつを買おう」と。
しかし、なかなか購入には踏み切れませんでした。
理由は・・・
価格が想像以上に高かったから
です。
嘘だろ!?ルンバは・・・11万円
私が欲しかったのは、掃除・水拭きを1台で完結できて、なおかつベースステーション(※)が付いたモデルでした。
ベースステーションとは・・・
掃除が終わるたびにゴミを吸い出してくれる基地(タンク)。
掃除をするたびにゴミを捨てる必要がなくなる超スグレモノ。
ルンバシリーズだと、「Roomba Combo J5+」というモデルがまさにそれ。
「ルンバコンボj5+」(画像引用元:iRobot公式サイト)
実売価格はなんと約11万円(2024年11月現在)
だから言ったじゃないですか。
高いんですってば><
正直、ここまでとは思わなんだ。。
もっとコスパの良さそうなものはないものか・・・
ありました!
モバイルバッテリーで有名なあのAnkerの製品で、「Eufy Clean X8 Pro with Self-Empty Station」です。
モップ機能あり、ベースステーションありで実売価格約6万円ということでかなり魅力的!
まさに「ポチる寸前」まで行きました。
しかし!
3万円台ってホント!?彗星のごとく現れた MOVA E20 Plus
突如として「MOVA E20 Plus」なる全く新しい製品が登場したのです!
いろいろ調べると、価格が安いだけでなく、機能的にも非常に魅力的な製品だったため、その時点で購買意欲は一瞬で最高潮に達しました。さらに、とんでもなく安くなるキャンペーンが開催されていたため、即ポチしてしまいましたw
そうです。なんと3万円台で買えてしまうんです!!
お買い得なのはとっても嬉しいんですけど、心配な点があります。
「ルンバみたいに、まともに掃除できるのかしら?」
ってことだろ?
どうしてわかったんですか??
まさに、おっしゃるとおりです。
これは、私自身、ルンバ以外のお掃除ロボットを購入する上で心配に思っていたことです。
「いくら安くても、劣化版ルンバは絶対にイヤ」
そう思うのは私だけではないはず。。
でも実際に買って使ってみてすぐにわかりました。
心配にはまったく及ばなかったと。
メーカーはどこ?どんな商品?
まずは、メーカーと商品の概要をざっくりとご紹介します。
Q. メーカーはどこ?
A. MOVA E20 Plusは、中国江蘇省の蘇州(そしゅう)で生まれたDreame(ドリーミー)というメーカーの製品です。
Dreameは近年急速に成長しているスマートクリーニング家電メーカーで、すでに100カ国以上で革新的なロボット掃除機などのスマート家電を提供しています。
しかも、各業界で様々な賞を受賞しており実績も申し分なしです!
Q. どんな商品?
では、MOVA E20 Plusとはいったいどんな商品なのでしょうか。
そのヒントはこちらの図にあります。
そして、主なスペックは次の表のとおりです。
あの・・・
横文字だらけで全然よくわからないんですけど。。
ですよねーw
でも安心してくれ。
今から実演動画も交えながら、わかりやすくご説明します^^
開封式 & パッケージ内容紹介
と、その前に・・・
開封シーンをお見せしますね!
箱を開けると・・・
パッケージ箱のご登場!
俄然テンションがあがります^^
そして、箱の上部には商品名と「自動集塵&水拭き」の文字が。
そして、商品の特徴をあらわすアイコンたち。
ワクワクが止まりません。。
そして正面には、本体とベースステーションのイメージ写真が。
あのー、箱はもういいので・・・
そろそろ開けませんか?
せっかちじゃのう・・・まぁいいだろう。
んじゃ、どんどん開けていくよ。
オープンセサミー!!
ご覧ください、この美しいデザインを^^
このあと詳しくご紹介しますが、このベースステーション、サーキュレーターと並べてみるとわかりますが・・・こんなにコンパクトなんです!
さぁ、いよいよレビューの始まりです!
買ってみて実感!MOVA E20 Plusのあふれる魅力14選!!
私が実際に使ってみて感じた、MOVA E20 Plusの魅力をたっぷりとご紹介させていただきます!
魅力① この価格でベースステーション付きだと!?
まず何が凄いって、この値段にもかかわらずベースステーションが付いているという点です。
ちなみに、今まで愛用してきたルンバi7+も、ベースステーション付きでした。
もはやベースステーションのない生活は考えられません。
というのも、本体側にためておけるゴミの量はさほど多くないので、もし、ベースステーションがなければ、集められたゴミを頻繁に捨てなければならず、そんな面倒くさいことは絶対にイヤだからです。
せっかくの自動お掃除ロボットなのに、それは切ないですもんね。。
なので、ルンバを買ったときは、ベースステーションが付いているモデル以外はそもそも眼中にありませんでした。
ちなみに、ルンバi7+を購入した当時の価格は約14万円でした。
水拭きなんてシャレた機能は付いていないにもかかわらず、です。
ずいぶんと思い切りましたね!
じ、自己投資だと思えば、や、安いもんさ(震え声)。
あれから5年、ルンバをはじめとするお掃除ロボットはよりお手頃になりました。
とはいえ、さすがに水拭き対応かつベースステーション付きとなると軒並み高価。
そんな中、低価格で登場したMOVA E20 Plusは神以外の何者でもありません。。
おっと、横道に逸れました。
ベースステーションに話を戻します。
掃除が終わると勝手にベースステーションに戻って、MOVAが集めたゴミを吸い取ってくれます。
カラカラ鳴っているのは何ですか?
のちほど登場するピーナッツですわw
強力なファンでしっかりと集塵しているのがおわかりいただけたのではないでしょうか。
そして、ベースステーションのコンパクトさについても力説せざるを得ません。
サイズ比較のために、サーキュレーターと並べてみました。
めっちゃ小さいんですね!
でしょ。
もちろん、奥行きもコンパクトだよ。
上から見るとこんな感じ。
ちなみに、ルンバi7+と比べるとこんな感じです。
え!?
こんなに違うんですね・・・
それにもかかわらず、中の紙パックは大容量!
ちなみにルンバi7+の紙パックと比べるとこんな感じです。
紙パックが大きいということは、つまり、ゴミ捨ての頻度がより少なくて済みます。
具体的には、毎日掃除しても90日間、つまり3ヶ月は何もしなくてもいいとのこと。
なお、我が家ではルンバi7+で毎日掃除しても3ヶ月以上もつので、MOVAならもっともつんじゃないかと思います。
さて、最後にちょっと補足ですが、ルンバも、最新モデルのベースステーションなら、これくらい小さいです。
あ、例の11万円のやつですね?
そうです。。
魅力② 本体だってコンパクト!狭い場所もしっかり掃除
ルンバをはじめ、お掃除ロボットは総じてコンパクトなんですが、特にMOVA E20 Plusは高さもわずか9.6センチということもあり、低くて狭い場所にもどんどん入り込んで掃除してくれます。
かわいいーー!w
また、狭い場所の代表格といえば、ベッド下。
ここは特にほこりが溜まりやすいですが、モップを使っても完全に綺麗にするのは至難のわざ。
結果、掃除するのが面倒に。
という悪循環に陥(おちい)りがちですが、MOVA E20 Plusがあれば・・・
ご覧のとおり!
スイスイとベッド下に入って、全体を綺麗にしてくれます!
大切な寝室をホコリまみれにしなくて済みますから、毎日気持ちよく眠ることができます。やったね!
魅力③ 抜群の吸引力(5,000Pa)
コンパクトなのは嬉しいんですが、肝心の吸引力は大丈夫なんですか?
一番気になるのはそこだよね。
でも安心してくれ!
E20 Plusの最大の魅力の一つはなんといっても、その吸引力の強さなんです。
どれくらい強いんですか?
聞いて驚くなかれ。
「5,000Pa(パスカル)」さ。
えーと・・・
それがすごいのかどうか全然わからないんですが。
従来の一般的な家庭用お掃除ロボットは、2,500〜3,000Pa程度となっており、私が愛用してきたルンバi7+もちょうどそれくらいです。
ということで、3,000Paと5,000Paの違いを調べたので、ざっくりまとめてみました。
たしかに今までは、乾燥豆やクラッカーの欠片などは吸ってくれないことがありました。
ですが、MOVA E20 Plusの5,000Paならバッチリ吸ってくれるはず。
でも・・・
実際に見てみないことには信じられません。
よし、じゃあ試してみるか。
ということで、これを買ってきました。
それなりに重量感のあるピーナッツを使っての実験です。
せっかくなので、ルンバi7+と対決してみましょう。
まずはルンバi7+から。
あらら、3粒も残ってしまいましたね。。
厳密には、
「残り2粒になったあとに、1粒吐き出して3粒になった」
だね。
ちょっと残念な結果に終わりました。
では、続いて、MOVA E20 Plusです。
吸引力は最大(ターボ)に設定しました。
最後、殻が1つだけ残っていましたが、最終的にはちゃんと持っていってくれました!
非常にパワフルだというのがおわかりいただけたかと思います。
一つ聞いていいですか?
吸い込んだピーナッツは、その後どうなったんですか?
も、もちろんスタッフ全員で美味しくいただきましたたた!!
すごい汗ですけど大丈夫ですか?
また、絨毯(じゅうたん)に絡まった糸や毛なども、吸引力が強くなければ吸い取ってくれなかったりしますが、5000Paものパワーがあれば、なんとかしてくれるんじゃないかという期待が持てます。
あいにく、うちには絨毯がないので実験はできませんが、ちょっとこちらの写真をご覧ください。
こちらはピアノ下に敷いている保護用マットですが、毛玉やゴミが付きやすい素材となっています。
ご覧のとおり、MOVAが届かない部分はやはり毛玉やゴミが残っています。
一方、手前のマットはMOVAが通ったことで、めちゃくちゃキレイになってましたw
5000Paという吸引力は伊達じゃないですね、やっぱり。
魅力④ 音も静か!(実演動画あり)
吸引力が高いのはわかりましたが、それだけ音もうるさくなるんじゃないですか?
いい質問するなぁ。
掃除機の宿命として、吸引力が上がれば上がるほど、音はうるさくなります。
MOVA E20 Plusもまた例外ではありません。
ですが、「ピーナッツ実験動画」をご覧のとおり、ルンバi7+と、MOVA E20 Plus(ターボモード動作)を比較しても、騒音レベルはそれほど変わらなかったと思いますがいかがでしょうか。
そう言われてみれば…。
実はルンバi7+のほうは、モーター音がかなり大きいため、吸引力のわりにうるさいんです。
一方で、MOVA E20 Plusのほうは、ターボモードだとファンの音は大きくなりますが、そもそもモーター音が小さいので、総じて音量に大きな違いが感じられない、というわけです。
TVを見ながら、となるとさすがに気になりますが。
ただ、標準モード(デフォルト)だとファンの音が小さくなる上に、もともとのモーター音がそれほど大きくないので、ルンバi7+と比べると相当静かです。
ご参考までに、標準モードでの実演動画をご用意しました。(長いので、ところどころスキップしています。)
いかがでしょう。
個人的には、実際の音に関しては、動画ほどは気にならないというのが正直なところです。
また、蛇足ですが、わずかながら茶がらは残ってしまいました。
この狭い空間で水出し麦茶2パック分というのはさすがにやりすぎました。反省!w
そんな過酷な条件にもかかわらず頑張ってくれたMOVA E20 Plusに、大きな拍手を!w
そういえば、吸引力も自由に設定できるんでしたね!
4段階(静音、標準、強、ターポ)で変えられるよ。
毎日のお掃除では基本的に標準モードでOKです。
一方、ゴミやほこりの量が気になるような場合は「強」や「ターボ」を活用されるのも良いでしょう。
魅力⑤ おやすみモードが素敵すぎる
標準で有効になっている「おやすみモード」という私のお気に入り機能があります。
この機能は何かというと、あのうるさいベースステーションのゴミ吸い上げを、指定した時間帯は実行しないようにしてくれる機能なんです。
あの音は掃除中の音と比べるとかなり大きいので、結局夜中の掃除は諦める、ということも今までは少なくありませんでした。
ですが、このモードがあれば、夜中でも安心して掃除ができるというわけです。
最高やん!!
魅力⑥ モップ掛け、やっぱ気持ちェエエエ!(実演動画あり)
お次はいよいよ、私が一番楽しみにしていたモップ(水拭き)機能です♪
見てください、このしっとり感!
お掃除ロボットのモップ機能は初体験でしたが・・・想像以上に気持ちェエエエ!!
掃除機でゴミを吸いながら、さらに拭き掃除を同時におこなうこともできるので、まさに一石二鳥!
短い時間で一気に床を綺麗にしてくれます。
水量(湿り具合)もお好みで調節(3段階)できます。
床の素材や汚れ具合に応じて好きに変えられるのでかなり便利です。
また、何かをこぼしてしまった場合などは、水拭きのみ(吸引なし)で作動させることもできます。
実際にモップ掛けする様子を見てみたいです!
はいよ。
「ぶちまけたアイスコーヒーの後かたづけ実験」スタート!
すごい!あっという間にキレイになっちゃいましたね!
しかも音もすごく静かですね。
モップ掛けのみだと、ファンが回らないから静かなんだよね。
これなら夜中に動かしても全く気になりません。
ところで、モップ掛けするときって、どういった準備が必要なんですか?
簡単だからここで説明しちゃうわ。
①まず、本体からダスト容器付き2in1水タンク(以下、タンク)を取り出します。
②次にゴム蓋を開けて水を入れます。
③注水の目安となるラインがあるので、ここを超えない程度に水を入れ、本体にセットします。
④モップを湿らせてから軽く絞りって、モップパッドに取り付けます。
⑤最後はこれを本体にはめて準備完了です!
掃除が終わったら、またモップを水洗いして乾かしておけばOK!
モップはタオルのような素材なので、洗濯しちゃっても問題ありません。
ですが、普段は水道水で水洗いだけして絞って乾かすだけでも良いかと思います。
ところで、高価格帯のモデルには、モップの加圧や回転といった機能もあるようなんですが、MOVA E20 Plusにはそういった機能はないんですか?
うん、MOVA E20 Plusは加圧、回転には対応していないね。
そのため、頑固な汚れを落とすような用途には向いていませんが、「水拭き後のあのスッキリ感」はバッチリ堪能できますのでご安心ください♪
魅力⑦ バッテリー持ちがいい!
ルンバi7+は、1階と2階を1回ずつ掃除するとほぼバッテリー切れになっていました。
ところが、MOVA E20 Plusは、3回連続で掃除し終えたあとでも、まだ残っていました!
あらためて、以下の条件で掃除を完了した直後のバッテリー残量はちょうど80%となっていました。
- 清掃エリア:23平米(障害物などにより毎回若干前後します。)
- 清掃時間:29分
- 吸引力設定:標準
- 清掃回数:1回
※ちなみに、モップ掛けのみ(吸引なし)だと、1回あたりわずか5%しか消費しませんでした。
i7+と比べて、消費電力に大きな違いはないにもかかわらず、なぜこれほど差が出るのでしょうか。
バッテリー容量の違い、ですか?
正解!
そう、バッテリー容量に大きな差があったんです。
MOVA E20 Plusは3200mAhであるのに対し、ルンバi7+は1800mAhでした。
広いお家でも掃除をやり切るまでバッテリー切れの心配がないのは頼もしい限りです!
もし掃除中にバッテリーが切れてしまったらどうなるんですか?
バッテリーが完全に切れる前に、自動でベースステーションに戻って充電を始めます。
そして、充電が完了したら、また途中から掃除を再開してくれますのでご安心を!
魅力⑧ 障害物回避機能が優秀すぎる!(実演動画あり)
ルンバi7+には、障害物回避機能がないため、しょっちゅう何かを巻き込んでは動作停止したり、物体を押し込んで通路を自らふさいでしまう、といったようなことがよくありました。
一方、MOVA E20 Plusには障害物回避機能があるので、そのようなトラブルを極力回避してくれるわけです。
さて、ここでまた実験です。
次のものを配置した状態で掃除させるとどうなるか試してみました。
・重い障害物(観葉植物の鉢)
・軽い障害物(小さめのゴミ箱)
・それぞれの背後にゴミ
動画の前半がMOVA、後半がルンバです。
どちらもゴミはしっかりと取り除いてくれましたね。
しかし、ゴミ箱をなるべく動かさずに動いたMOVA E20 Plusに対して、Roomba i7+は壁際まで押し込んでしまいました。
あと、i7+のほうは、植木鉢ですら若干動かしていますね。
よく気がついたね。
ルンバi7+はガシガシ当たりに行く、猪突猛進型ですw
対してMOVA E20 Plusはとても優しい、ソフトタッチ型となっておりますw
小さいお子さんやペットがいるご家庭でも安心ですね。
魅力⑨ マッピング機能でくまなく効率的に掃除
ルンバみたいな高精度なマッピング機能(※)はさすがに搭載されていないだろうと思っていたんですが、いやいや、とんでもない!
いい意味で期待を裏切ってくれましたよ。
マッピング機能とは・・・
部屋の地図を作成する機能。
ロボットがセンサーやカメラを使って部屋の形や家具の位置を記録し、「どこを掃除したか」「どこがまだ掃除されていないか」を正確に把握できるようになる。それによって、効率的かつ網羅的な掃除が可能となる。
はじめて作動させたときに、すぐにこのような綺麗なマップを描いてくれました。
カラフル!とってもキレイですね!
しかも「かなり正確」と来たもんだ。
マップをこの精度で描いてくれたら言うことなしです。
この機能のおかげで、無駄なく効率的な経路で掃除をしてくれるようになるだけなく、清掃エリアや清掃禁止エリアも自由に指定することができます。
また、ルンバ同様、エリアの区切り位置を替えたり、統合したり、部屋に名前をつけたり、といったこともすべてできます。
しかも!
現在位置をLIVE表示してくれるんです!
これはすごいですね。。
これを見れば、万が一エラーで止まってしまってもすぐに見つけられます。
この機能はルンバi7+にはなかったので、
「まーた、どこ行っちまったんだよ・・・」
なんてことがよくありました。
あと、MOVA E20 Plusには「私はここにいます♪」と音声で居場所を教えてくれる便利機能もあるんです。
また、MOVAがたどった軌跡も表示されるため、掃除の進行状態もリアルタイムで把握できます。
これによって、掃除予定エリアや掃除終了の目安もなんとなく予想できるのでとても便利ですよ。
魅力⑩ 音声コントロールにも対応♪
もちろん音声操作にも対応しています。
AmazonアレクサやGoogleホームはもちろん、Siriにも対応しています。
私はいつも掃除開始時に「ムーバスタート」と声で指示しています。
本体の開始ボタンを押してもいいんですが、わざわざ本体のところまで行って、しゃがんでボタンを押すのが億劫なことってあるじゃないですか^^;
なので、たいていは声で操作しています。
あと、2階にいながら、1階の掃除を開始したいときなんかも重宝します。
ちなみに、指示できる項目は他にも4つあります。
個人的には開始さえできればいいので、それらの項目はほとんど使いませんが^^;
魅力⑪ 部屋の雰囲気にバッチリ合う白色
機能性もさることながら、購入の決め手となった大きな要素の一つが本体デザインとカラーでした。
純白&つや消しというこの美しさ。
たまりません。。
また、ごつ目のデザインのルンバi7+と比べると、シンプルで洗練されたデザインも素敵です^^
毎日使いますし、毎日目にするわけですから、見た目に満足できるかというのはとても大切ですよね!
魅力⑫ ボタンを押したあとのレスポンスが爆速
開始ボタンやホームボタンを押してからのレスポンスの速さが尋常じゃないんです。
ルンバi7+の場合は、押してから少し間があり、その後に開始音が鳴って、さらにもうワンテンポ待って、ようやく動き出す感じ。
押してもすぐに反応がないと、「あれ?ちゃんと押せたかな?」と不安になるんですよね。。
でもMOVA E20 Plusは押したら1秒以内に即時反応するので安心感が半端ないですw
しかもボタンはタッチ式ではなく、しっかりとボタン式なので、押し込んだ感覚もちゃんとわかるので安心です。
魅力⑬ 掃除の方法を自由にカスタムできる
先ほども一部ご紹介しましたが、吸引力や水量の調節はもちろんのこと、バッテリー残量や現在位置の把握、クリーニング予約設定に至るまで数十項目もの情報を閲覧、設定することができます。
また、エリアごとに吸引力を変えたりすることもできますので、カーペット床の部屋は強めに、フローリング床の部屋は弱めに、といったこだわった清掃も可能です。
でも、設定項目が多いと逆にどうしたらいいか迷っちゃうんじゃかと心配になりそう。。
それは大丈夫。
設定をいじるのは、こだわっていろいろ試してみたくなってからでもいいです。
というのも、出荷状態の設定のままでも快適に使えるようになっているので、無理に設定を変える必要はないからです。
魅力⑭ 取扱説明書がとてもわかりやすい
個人的に、意外に高評価だったのが取扱説明書のわかりやすさでした。
クイックスタートガイドもそうですが、日本語完全対応となっていて、とても読みやすいです。
さらに、どのページも図解がたくさん掲載されているので、とてもわかりやすいんです。
ページ数も全25ページと必要十分なページ数となっているのも好感度高いです。
ちょっと気になった点
さて、良いことづくめで一見欠点がなさそうなMOVA E20 Plusですが、「気になった点」が3つありました。
気になった点① ベースステーションの吸い上げ時間がやや長い
先ほど動画でベースステーションのゴミ吸い上げシーンをお見せしましたが、この吸い上げ時間が結構長め。
カウントしてみたら約23秒もありました。
ちなみにルンバi7+は約10秒なので、倍以上です。
音が小さければ気にならなかったと思いますが、ルンバi7+もしかり、この音は結構大きいんですよね。
ただ、ルンバi7+の場合は、1度で吸い上げきれなかった場合、2度繰り返されます。
それを考えると、多少長くても、1度で確実に吸い上げてくれるというほうが逆にありがたい、という捉え方もあるかも知れません。
気になった点② モップ掛け後は、モップを取り外す必要がある
当然のことながら、モップがけが終わったあとは、モップを取り外す必要があります。
なぜなら、濡れたモップを付けたままにしておくと、床が湿ってしまうからです。
ただ、これだと、外出前や寝る前にモップがけをさせたまま放置することはできませんから、終わるのを見届けてからモップを取り外さなければならないわけです。
ここが改善されたら最高なんですけどねぇ。惜しい!
ワタシ、いい裏ワザを思いついちゃいました!
ほう、どんな?
「水が残ると湿っちゃう」わけなので、水が残らないようにすればいいんです。
最初から水を少なめに入れるというのもありですが、それだと途中で水が足りなくなる可能性もあるので、2回連続でモップがけしちゃえばいいんです。
ちなみに、うちは湿度設定を最大にした場合、2回の掃除で完全に水がなくなります。
つまり、掃除の途中で水拭きから乾拭きに変わるようなイメージです。
でもさ、完全に乾くまでは時間かかるから、多少は湿っちゃうんじゃない?
心配な場合は、カーペットを敷けば完璧かと。
なるほど!こりゃいい!
※お詫び
この方法ですが、MOVAがうまくホームに戻れないことがたまにあることがわかりました。申し訳ありません。
カーペットと床の微妙な差により、MOVAとベースステーションの連携が安定しないのが原因と思われます。
カーペットをもっと広めのものにすることで改善する可能性はあります。
ところで…
ん?
モップの洗浄・乾燥まで自動で完結してくれるモデルもあるのをご存知ですか?
え、そんなんあるの?
これです。
吸引力もさらに強くて、デュアルモップによる回転・加圧にも対応してるみたいです。
これすごいな。。
でも99,800円かー。さすがに高いなー。
でも、今なら30,000円引きキャンペーンをやってみたいですよ。
なんだと!!
すでに汚れがこびりついたような床の頑固な汚れも落としたいという方で、なおかつ予算的に余裕があるようでしたら上位モデルのMOVA E30 Ultraも検討する価値はあるでしょう。
ちなみに、ルンバにも同じようなコンセプトの製品がラインナップされていますが・・・案の定価格が高すぎました^^;
気になった点③ ベースステーションとドッキングするときの本体の向き
下の写真のように、ベースステーションと合体するのは本体の後ろ側となっています。
このせいで、微妙に不便に感じるシーンがあるんです。
どうしてですか?
ボタンの位置が手前にあって便利だと思うんですが。
開始・停止のボタンやホームボタンにすぐにアクセスできるという点においては、たしかに便利。
ただ、水タンクやモップパッドの取り付け場所は本体の後ろ側。
つまり、モップがけをするたび(モップがけが終わるたび)に、一旦本体を手前にひっぱり出す必要があるわけです。
これが微妙にわずらわしい。
「本体うしろ側にボタン類、本体まえ側がベースステーションとドッキング」だと完璧だったんですけどね。
将来発売される製品ではぜひ改善してほしいポイントですね。Dreameさん、ご検討をお願いしまっす!
今買うならMOVA公式サイトがもっともお得
Amazonでも購入できるのですが、現在MOVA公式ページでお得なキャンペーンが開催されており、こちらのほうが安く買えます。
また、新規会員登録することで2,000円OFFクーポンがもらえて、さらに下の1,000円OFFクーポンを併用することもできちゃうんです。やばくないですか^^;
1,000円OFFクーポンコード:R478M28Q1F7Y
【まとめ】MOVA E20 Plusは低コストながら安心して使える高性能・高品質ロボットだった
断言します。
MOVA E20 Plusは、今まさにお掃除ロボットを検討しているほとんどの方に自信を持ってお勧めできる製品です。
掃除後の自動ごみ収集はもちろん、モップ水拭き機能も搭載していながら価格はなんと3万円台なわけですからね。
「ルンバ以外のお掃除ロボットってどうなの?品質的に大丈夫なの?」
という疑問をお持ちの方がいたらぜひ教えてあげてください。
「全く問題ない。」
と。
具体的には、
「MOVAは、旧型ルンバを完全に凌駕(りょうが)。さらに、新型ルンバと比較しても遜色なし!」
といったところです。
そうであるならば、価格が倍以上するルンバをわざわざ買う必要ってどこにあるでしょうか?
今回のレビューでは、今までお世話になったルンバちゃんを散々こき下ろす結果となりましたね。
なんだかかわいそう・・・。
そんなつもりじゃなかったんだ・・・。
ルンバi7+は旧型ということもあり、MOVA E20 Plusと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまうというのは、紛れもない事実であり、長年愛用してきたユーザーならではの率直な意見です。
また、新型のルンバ コンボJ5+と比べても遜色ない上に価格はほぼ半分とくれば、少なくとも、「有名だし、間違いなさそう」という理由だけで選択肢を狭めるのはあまりにもったいないと思いませんか?
物価高のこのご時世に、性能面・機能面において十分な実力を持ちながらも安価な製品が登場してくれたことにあらためて感謝を述べつつ、今回のレビューをおしまいにします。
今回のレビューが、皆さんのロボット掃除機選びの参考になり、ひいては皆さんの生活がより便利になることを心から願っています。
以上、自腹購入de本音レビューでした♪
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