こんにちは。Pixel6 Proを買って以来、ワイヤレス充電の便利さが身にしみているふわくです。
今まで1,000円や2,000円のお買い得なワイヤレスチャージャーを使用していましたが、今現在も不満もなく使用しています。
充電速度はそれほど早くないですが、置くだけカンタン充電だし、何より安い。
じゃあなんでわざわざこんな高いGoogle純正のワイヤレスチャージャーを注文したのか?
そう。安価なワイヤレスチャージャーにはない機能がついていて、それが気になったので、私は買いました。
その機能とはいったい何なんでしょうか。と、その前に、ちょっとデザインから見てみましょう。
オシャレなデザインで、厚みも気にならない
皆さん、すでにご存知かと思いますが、こんな感じの見た目です。
うしろ姿はこちら。
半ドーム状の形で、厚みはありますが、つや消しホワイトというカラーも相まって、なかなかにオシャレです。
黒いほうは、今メインで使っているAnkerのPowerwave10 Standだけど、Pixel Stand 2nd genと比べると、だいぶ薄型です。
しかし、厚かろうと薄かろうと、台座部分の面積は大差ないため、結果的に占有する空間も差がないということになります。
そもそも基本性能がまったく違う
まずは、基本性能ですが、Pixel6Proで使うと、最大23Wもの高出力で充電されます。(Pixel6は最大21W)
先日紹介したAnkerのチャージャーは10Wでしたから、倍以上の出力。
なお、ワイヤレスに充電に対応する他のPixelシリーズや他社のQi認証済みスマホも充電使えますが、最大15Wとなっています。
たしかに仕事中は使う時間より充電する時間のほうが長いので別に困らないです。
ただ、問題は休日。
たいてい肌身離さず持ち歩いてることのほうが多いので、充電するチャンスがあまりなかったりします。
なので、ちょっとしたタイミングに急速で充電できるチャージャーも一つあると便利なのは間違いありません。
あ、でも横置きで充電できないので、横置きで動画見ながら充電する、みたいなことはできないので要注意です。
発熱対策の静音ファンまで内蔵している
急速充電するとバッテリーが熱を持ちますが、23Wもの高出力となればなおさらです。
しかしGoogle Pixel Stand 第2世代(2nd gen)には、なんと静音ファンが内蔵されています。
それが、ほぼ無音なんです。と言いたいところですが、デスクの上に置いていると普通に聞こえます。静音であることには違いありませんが。
たとえるなら、比較的静かなタイプのノートPCのファンくらいの音です。
ちなみに、充電は「最適化」「最大」「静音」の3パターンから選択することができ、最大に設定した場合は、常に超高速充電されることになり、ファンが回る確率が上がります。
Google Nest デバイスのコントロール機能とやらの実力は?
とはいえ、充電が早いとか、静音ファンが付いているという理由だけで9,570円というボッタ○リ価格のワイヤレスチャージャーを買う気になるかというと・・・正直微妙じゃないですか?
この価格だったら、あともうひと押し何かが欲しいですよね。
そして、そんな期待にこたえてくれそうなもうひとつの機能として、Google Nestデバイスの管理機能なるものがあります。
ただ、これが具体的にどんな感じで使えるのかは、GoogleStoreの公式ページを見てもいまいちよくわからず。ならば私が買って実際試してみようじゃないですか!と。Google Nestデバイスをいくつか所有しているので、ワクワクが止まりません。
さて、ではせっかくなので最初の画面から一緒に見ていきましょう。
Pixel StandにPixel6 Proを置いたら自動でセットアップ画面のご登場です!
おお、Nest Hubシリーズをセットアップするときみたいな雰囲気ですね。オラ、ワクワクすっぞー!
そして次の画面は・・・「デバイスを簡単に操作」?これはもしや、Pixel Stand 第2世代の目玉機能じゃないか!?もちろんここはON!
おおっと、来た来た!
ってあれ??
Google Nest HubシリーズやGoogle Nest Doorbellが出てこない・・・。
しかも普段操作しているテレビやエアコンは出てこず、上の3つのデバイスしか出てきていない。。
しかも最大4台とか中途半端な上限台数まで記載されてある。。
なんだか急に不安になってきたけど、とりあえず全部にチェックを入れて「ONにする」で先に進むことにしましょう。
はい、どんどん次いきいます。
はい、同意同意。次。
あ、スライドショーですね。Google Nest Hubシリーズと同じやつですね。
もしや、Nest Stand 2nd genを使うことで、Google Nest Hub代わりになるのかしら??期待は高まるばかりです。
さて、次いってみましょう。
めざましディスプレイ?音が鳴る前に光で起こしてくれる機能ですかね。
あ、これは先ほどご紹介した画面ですね。
そしていよいよ準備完了です!
このあと、スマホ側の画面は特に変化なかったのですが、スリープモードになった状態で、タップしたところ、次のような画面が出ました。
さっきまでYoutubeMusicで音楽を再生していたんですが、その画面が上の方に出てきました。
その下に、先ほど選択した3つのデバイスが表示されています。ちなみに「サーキュレーター」と「扇風機」はすでに使っていないので読込中になっているものと思われます。
「電気」はタップすることでON/OFFが切り替わります。
私が期待していた、デバイスコントローラ機能というのはおそらくこれのことだと思われます。
でも・・・
この程度のことであれば、すでにGoogleの「Homeアプリ」やステータスバーのスワイプで表示される通知ドロワー経由でも管理できるので、わざわざこの画面で管理するメリットがわかりません。
そして、どうやら、Pixel Stand 第2世代でいうところの「Nestデバイスの管理」というのは、どうやら、Nest Camのみを指してるっぽいです。
まとめ | 現時点ではかなり微妙な製品。今後のアップデートに期待!
Pixel6 Proなら23W(Pixel6は21W)もの高出力充電という恩恵を受けられるというは非常に魅力的です。
ただでさえ、バッテリー容量が大きいPixel6シリーズなので、出力の小さいチャージャーだと充電に時間がかかりますから、超高速充電できるのは本当に助かります。
他社のワイヤレスチャージャーでここまで高速チャージできる製品はありませんので、ストイックな高速チャージャラーの方は迷わずポチっちゃってください。
しかし、期待していた付加機能の方はボロボロなので、そこはご理解の上で。。
実を言うと、この新しいPixel Standを使うことで、Nest Hubシリーズと同じような使い方ができるのではないかと勝手に妄想していたので、私の落胆度合いはハンパじゃありませんw
唯一、Nest Hubシリーズと同じように使えるのは、スライドショー機能ですが、この機能も、個人的にむしろ余計だったり。
というのも、充電中でもさっと操作したいのに、スライドショーが動いていると一旦解除してからでないと操作できませんからね。ま、スライドショーは設定でOFFにできるのでいいんですが。
それよりなにより、普段Google Nestデバイスで制御できているデバイスの数々が接続デバイスの候補として出てこない理由がいまいちわからない。というか明らかにバグっぽい。
なんだかスッキリしない結果になってしまいましたが、もしファームウェアやソフトウェアのアップデートで改善できるようであれば早急に対応してほしいです。
もし状況が変わればまた続報を書かせていただきます。
ということで、これから買おうか迷っているかたはもう少し落ち着いて検討されることをお勧めします。
あ、最後にもう一度値段を言っておきます。9,570円です。
Pixel6シリーズの購入特典クーポンの使いみちがないという方は、春まで待って、私と一緒にPixelウォッチを買いましょうw
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