こんにちは。デジかめんです!
今回は、当ブログ始まって以来、初のオーディオ製品のレビューです。
すごいヘッドホンを見つけてしまったんです。
それは何かというと、台湾発の「Superlux」というブランドのプロフェッショナルモニターヘッドフォン”HD681″です。
何がすごいって、そりゃもう、本当の意味でコストパフォーマンスがヤバいってことです。
購入してから、かれこれまる5年。 いまだに現役、毎日のように使い続けています。
5,000円弱のヘッドホンが5年もちこたえる——これはもう「長期使用レビュー」と胸を張って言っていいでしょう。
数万円のヘッドホンを散々売ってきた私が、5年使い倒した今だからこそ言える、本気のレビューでございます!
まだ買える?
先に結論だけ。今でも普通に買えますし、値段も相変わらず安いです。
「どこが最安か」だけ知りたいせっかちな方は、この記事の下のほうに購入リンクを置いてあるのでそちらへどうぞ。 …と言いつつ、できれば最後まで読んでほしいです!
デジかめんピンク安い!



でしょ♪



でもどうせ「値段のわりにはいい」って感じなんじゃないですか?



違います。
HD681、実は仲間が増えてた件



あれ、HD681って種類増えてません?



よく気づいたな。EVOだのBだの、いつの間にか兄弟が増えててな。



どれ買えばいいか分からなくなるやつ…
実はこの記事を書いたあと、HD681にはいくつかの兄弟モデルが登場しています。検索で「HD681 EVO」「HD681B」などにたどり着いた方もいるかもしれません。
正直に言うと、私が5年間使い倒したのは無印のHD681だけなので、ここでは「どういう違いがあるのか」だけ、商品ページと一般的な評判をもとに交通整理しておきます。
| モデル | キャラクター | こんな人に |
|---|---|---|
| HD681(無印) | 低域がっつり、迫力型 | とりあえず鉄板。迷ったらこれ |
| HD681B | バランス型+パワフルな低音 | 低音は欲しいが無印より整った音が好み |
| HD681F | 広くフラットな特性 | モニター用途・原音重視ならこれ |
| HD681 EVO | 改良版の位置づけ | 新しいモデルから入りたい人 |
| HD681 Air | エアクッションパッド採用 | 装着感・蒸れにくさを重視する人 |
迷ったら無印でいい、というのが5年使った私の正直な結論です。
理由は単純で、この記事で語る魅力は全部、無印で味わえるものだから。
兄弟たちはあくまで「好みの微調整」の選択肢として捉えるのがいいと思います。
数万クラスのヘッドホンと渡り合える実力
私はこれまで、SONYやAKG(アーカーゲー)、audio-technica(オーディオテクニカ)を始めとするメーカーの数万円クラスのヘッドホンをいくつか使ってきました。
なので、少しはヘッドホンについて語る資格があると思っています。
結論から言うと、 このHD681、数万円のヘッドホンと互角で渡り合える実力があると断言します。



さすがにそれは言い過ぎじゃ…



いや、全然言い過ぎじゃないよ。
値段が高ければいいヘッドホンとは限りません。HD681は常識を疑うことを私に教えてくれました。
HD681の見た目とデザイン
どことなくAKGのK712Proを彷彿(ほうふつ)とさせるデザインも通(つう)っぽくて好き。
ただ、この赤い部分のギザギザが”ミニ四駆のギア”みたいでイマイチかっこよくないんですよね。


ま、近くでまじまじと見なければそれほど気になりませんが。
色味は写真で見るよりも暗めのえんじ色で、落ち着きがあります。



鮮やかな赤だと安っぽさ全開だった気がします。



ほんまそれ!
こうして写真で見るとハウジングの作り込みはなかなか凝っていて、5,000円弱には見えません。
文句を言いつつ、結局5年も使っているあたり、私はこの見た目が割と好きなんだと思います。
また、デザインで地味に感心しているのが、5年使った今も見た目がほとんど劣化していないこと。
安いヘッドホンだと、塗装が剥げたりロゴが擦れて消えたりしがちですが、こいつは赤いリングもロゴもほぼ当時のまま。
プロフェッショナルの名に恥じない分解能
HD681は「プロフェッショナルモニターヘッドホン」と銘打っています。
購入前の私→「この値段で、何がプロフェッショナルだよwww」
購入後の私→「すみませんでした・・・」


エージングもクソもない、購入直後に抱いた感想です。
HD681は、いわゆるモニターヘッドホンに分類されるヘッドホンです。
モニターヘッドホンは、DTMやレコーディングスタジオで一つ一つの音をチェックするために用いられますが、それゆえ、高い解像度(分解能)が求められます。
このHD681は、その分解能の要素ともなる音のエッジ(輪郭)や定位が素晴らしく、”原音”をしっかりと伝えてくれます。
最初音を聴いたときは、「嘘だろおい!?」となりましたw だって、この値段でこのレベルは全く想像すらしてなかったからです。
そして——これが5年使った今の本音なんですが、この解像感、まったく衰えていません。むしろ自分の耳が5年分肥えたぶん、「この値段でこの分解能はやっぱりおかしい」と再認識しているくらいです。
ちなみに、モニターヘッドホンは音楽鑑賞には向かないという人もいますが、逆に、モニターヘッドホンこそ音楽鑑賞に用いるべき、という人もまた多数いるのが実情です。
これは好みの問題ですね。ちなみに私は完全に後者です。解像感のいい音って聴いてて本当に気持ちいいので。



そうなんですね。
高音域はどうですか?



安いヘッドホンにありがちな”突き刺すような高音域”とは明らかに一線を画す。繊細なストリングスの音なんか聴くとよくわかるよ。



中音域は?



よくぞ聞いてくれた。
特筆すべきは、高音域、低音域にまけない中音域の良さ。
女性ボーカルを聴けば中音域もしっかりしているというのがおわかりいただけるはずです。
絶妙なバランス感は本当に素晴らしいです。いい意味で”ニュートラル”で、これぞモニターヘッドホンといった感じです。
開放型、密閉型のいいとこ取り、セミオープン型
ヘッドホンは主に、開放型と密閉型の2種類に分けられます。
HD681は、その2つの中間である準開放型、いわゆるセミオープン型。
開放型の「広い音場と抜けの良い高音」、密閉型の「迫力ある低音」、その両方のおいしいところを狙ったタイプです。具体的にどういうことか、下の図にまとめました。


一点だけ補足を。
HD681はドライバーユニットも50mmと十分な大きさがあり、安いヘッドホンにありがちな「作られたような不快な低音」とは全く異なる、リアルな低音が出ます。高い分解能とあいまって、締まりも申し分ありません。
装着感は?
ヘッドバンドは自動調整タイプとなっています。
締め付けは頭の大きい私が着けると若干キツめですが、数時間使用していても痛くなるようなことはありません。


なお、イヤーパッドは経年で劣化するのが普通で、私も覚悟していたのですが、5年経った今もまだ大きな剥がれやヘタりはありません。かなりタフです。
それに、仮にヘタってきても交換用パッドが今も普通に売っているので心配いりません。
純正品の「EPK681」が千円台前半〜で手に入ります。本体ごと買い替える必要がない、というのは地味に大きな安心材料です。
ただ、合皮ゆえの弱点を正直に挙げておくと、夏はちょっと蒸れて熱いかもしれません。 逆に冬は暖かくて快適なんですけどね。
とはいえ、エアコンの効いた室内で使う分にはまったく問題なし。
そもそもこの手のモニターヘッドホンを真夏の屋外でガンガン使う人もそういないでしょうから、実用上の心配はいらないと思います。
ネットの評価・口コミについて
わたしとしては、高評価の数はわりとどうでもよくて、基本的に低評価のほうを重視します。


HD681の低評価コメントを見ると、「接触不良で、片方からしか音が出ない(出なくなった)」という意見がいくつか見られました。
その中には、返品期限が過ぎたタイミングで症状が出たという人もいました。
こういうパターンが一番悔しいですよね。



安いと、やっぱり壊れやすいんですかね…?



いや、そうとも限らん。
初期不良さえ乗り切れば、あとは驚くほどタフだぞ。
実は、私が購入したHD681も、いきなり片方からしか音が出なくなり、端子部分を少し触ってみると両方から音が出たり、という感じでした。購入直後だったので、さっさと返金してもらって買い直しました。
ちなみに、その買い直した2台目を私は今もずっと快調に使えています。
初期不良さえクリアすれば、当たり個体は驚くほど長持ちする、というのが私の実感です。
・ケーブルはゆとりのある長さで使い、引っ張られないようにする
・デスクの端などでケーブルに負荷をかけない
・端子の抜き差しはまっすぐに。根元を無理に曲げない
それともう一つ、HD681の低評価でよく見かけるのが「ケーブルが長すぎる」という声。
たしかにこのケーブル、なかなかの長さです。
ただ、個人的にはこれ、まったく気にしていません。むしろメリットだと思っています。
というのも、椅子を倒してゆったり聴きたいときでも、ケーブルの長さを気にせず使えるんですよね。
短いと取り回しに困りますが、長いぶんには余らせておけばいいだけの話。
デスクで使うにも、少し離れたソファで使うにも、長さで困った記憶はありません。
短いケーブルを延長するのは面倒ですが、長いケーブルはただ束ねればいい。
私はこの”余裕”のほうがありがたいです。
まとめ | クラスを超えたヘッドホンでメタルからクラシックまで楽しみ尽くせ!
新しいヘッドホンを買うたびに、
「高いわりに期待したほどではなかった」
「やっぱり安いなりだった」
とがっかりされた経験がある方は少なくないでしょう。何を隠そう、この私もそうです。
ですが、HD681は安いだけが取り柄のヘッドホンでないということをここにお約束します。
なにせ、5年使ってもまだ私の現役エースですからね。
安物が5年もったら、それはもう「安物」とは呼べないでしょう。



そこまで断言されると逆に怖いんですが…



ですよねーw
とにかく、「この値段だから失敗してもかまわんでしょ、というスタンスでおすすめしているわけでは決してない」ということだけわかっていただきたいんです^^;
ともあれ、百聞は一聴にしかずです。 安くて良いヘッドホンをお探しの方だけでなく、今使っているヘッドホンに満足していない方にもぜひオススメします!










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