
こんにちは。元カメラ販売員のふわくです。
今回は、私のメイン中のメインレンズ、FE24mm 1.4GMをレビューしちゃいます!
私がSONYのカメラを使う理由はこのレンズを使うためといっても過言ではないです。マジで。
ということで、さっそく写真をご覧いただきながら、このレンズの魅力について語らせていただきまっす!

息子がとっさに見せてきたキリギリス(?)。
キリギリスに瞬時にピントをあわせて撮影しましたが、AF速度がかなり速く、こういったとっさのシーンでは本当に頼りになります。



目の前で撮っているのに、右手意外にはピントが合っていません。これがF1.4の威力です。

続いてこちらの写真ですが、実は写真で見るよりもかなり暗い場所で撮っています。
F値は開放のF1.4でしたが、ISO感度は6400まで上がってました。
これがもしF2.8だったら25600、F4だったら51200までISO感度を上げなければなりません。
そしたらまず間違いなくノイズにまみれた写真になっていたことでしょう。
明るいレンズって素晴らしい!!

超広角レンズと違って、パースがつきにくいので、人物撮影にはまさにもってこいです。
歪みもきわめて小さく、まさに記憶を記録として残してくれる、そんなレンズです。

広角レンズですから、風景だってお手のもの!
近景はもちろん、遠景でも楽しめるまさにオールマイティーなレンズだと思います。
性能に見合わない軽量ボディ

このレンズ、高価なわりには大変人気が高く、おなじみ価格.comのレビューでもすこぶる高評価なわけですが、なぜこんなに評価が高いのでしょう。
光学性能とAF性能が素晴らしく優秀なのは、各種レビューや多くの作例を見れば明らかです。
なのに、たったの445グラムしかないんです。爆売れしている理由の一つと見て間違ないでしょう。
いくらいいレンズでも、使うのがおっくうになるほど重たかったら残念ですが、このレンズなら大丈夫です!
あえて欠点をあげれば・・・
最短焦点距離が24センチなので、それほど寄れません。
撮影に夢中になっているとついつい寄りがちになることもあるのですが、あともう一歩寄れたらな、と思うことがたびたびあります。
以前ニコンの広角レンズ(28mm/2.8S)を愛用していましたが、焦点距離はこちらのほうが長いのに、最短撮影距離は20センチでした。このレンズに慣れていたこともあって、余計に不満に感じてしまうのかも知れません。
そんなわけで、先程、オールマイティーと言いましたが、近接のブツ撮りにはあまり向かないと思います。私はブツ撮りしたいときは、素直にマクロレンズを使うことをおすすめします。
まとめ | 身軽すぎる大口径単焦点レンズ
今回はかなりベタ褒めでしたが、しかたありません。
だって本当に一番のお気に入りレンズなんですから^^;

50mm前後の標準レンズだとちょっと狭いな、と感じるような室内撮りでも、24mmだとしっかりフレームに収まります。
一方で、広角レンズなので、「ボケが弱くなる」というジレンマもあります。
しかし、このレンズはF1.4という明るさの単焦点レンズなので、ボケもしっかりと両立してくれます。嬉しすぎますって><
室内撮りといえば、ストロボがないとなかなかシャッター速度が稼げず、ISO感度を上げまくる必要が出てきますが、このレンズはなんせF1.4ですから、頼もしいことこの上ありません。
価格は高いですが、この性能や身軽さを考えると、十分元を取れるレンズだと断言します。
キットレンズからのステップアップを検討されている方や、広角レンズを検討されている方にも、元量販店カメラ担当のふわくが自信をもってお勧めします!いろいろと遠回りするよりも、このレンズを買っておけばまず間違いありません。
カメラの楽しさを再発見させてくれるレンズだと思いますよ^^
【おまけ】世界中の写真家による作例はflickrがめちゃくちゃ参考になります。
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