BOOX Pageが発売される前にBOOX Leaf2を買った男の末路

私は、BOOX Pageに怒っている。

デジかめんピンク

BOOX Pageって何ですか?

デジかめんレッド

私がこないだ買ったBOOX Leaf2の後継製品だよ。


Kindle Peperwhite/ Kindle Oasis からBOOX Leaf2に乗り換えてテンションMAXだった私が、BOOX Leaf2のレビュー記事を公開したのがつい3ヶ月前。


そして、BOOX Leaf2の後継製品であるBOOX Pageが早くも登場してしまったのです。早すぎ!


ちなみに、これまでのBOOX Leafシリーズの発売サイクルは次のとおりです。

BOOX Leafシリーズの発売サイクルの図解

ほぼ1年サイクルです。
なので、BOOX Leaf2の後継製品は早くとも今年の11月か12月になるだろうと予想していました。
しかし、予想よりも半年近く早い、7月に発売されちゃったんです。。

新製品ではいったいどこが変わって、どこが変わっていないのでしょうか。

目次

BOOX Pageの最大の進化ポイントは「RAM容量」「CPUコア数」「バッテリー容量」の3点

違いが一瞬でわかる比較表を作成しましたのでご覧ください。
赤文字のところが勝っているポイントです。

BOOX Leaf2とBOOX Pageの違いの図解

ご覧のとおり、BOOX Pageは、「RAM容量」「CPUコア数」「バッテリー容量」がいずれも性能アップしています。
一方で、重量はやや重くなっています。
その他、仕様的なところでは違いはありません。

【進化ポイント1】RAMとCPUコア数が性能アップして「もっさり感」減少!?

BOOX Leaf2のレビュー記事でも書きましたが、なんとも言えないもっさり感がありました。
特に、Kindle PaperwhiteやKindle Oasisに慣れているとなおさらそう感じると思います。
BOOX Leaf2では全体的にもたついているのでこれにイライラするという人も少なくないでしょう。

BOOX Pageではそんな不満を解消すべくRAM容量とCPUコア数の性能アップがされました。
動作に直結する性能アップポイントは次の2点です。

  • RAM容量が2GBから3GBに。
  • CPUコア数が、4コアから8コアに。

アバター画像(デジかめん レッド)
デジかめん ピンク
これによってどれくらいサクサクになるんですか?

30%くらいかな。
アバター画像(デジかめん レッド)
デジかめん レッド

こちらの動画をご覧ください。

これを見るとたしかにBOOX Leaf2よりも気持ちサクサク動作しています。
CPUとRAMの性能アップは伊達(だて)じゃないようです。

【進化ポイント2】バッテリー容量が15%アップして持ちが良くなった

バッテリー容量が15%アップした図解

BOOX Leaf2とKindle PaperwhiteやKindle Oasisを比較したときに劣っていると感じたもう一つのポイントがバッテリー持ち。
Kindle PaperwhiteやKindle Oasisでは1度の充電で約2週間もつと言われるくらい長持ちします。
読書専用機ならではの「バッテリーの減りを気にせずに読書が楽しめる」をまさに体現していると言えます。

一方で、BOOX Leaf2のほうのバッテリー持ちは、体感的にはKindleの70%くらい。

精神衛生上、読書をした日は必ず充電しておきたい気分になります。
せめてKindleと同等くらいまで持てばバッテリーを気にせず使えるのに。
そう思ってるユーザーも少なくないかも知れません。

そして今回、300mAhアップして、2300mAhになりました。
これでもまだKindleには及びませんが、限りなくKindleに近くなったと言えます。

電子書籍リーダーにとってバッテリー持ちの良さは間違いなく正義です。

【進化ポイント3】GooglePlayがすぐに使えるようになった

BOOXシリーズでアプリをインストールするにはGoogle Playを使えるようにする必要があります。
Google Playを使えるようにするにはGoogleアカウントでログインする必要があります。
ここまでは当たり前というかごく普通のステップなのですが・・・。

BOOXでGoogleアカウントでログインするためには、さらにもう1ステップ必要となります。
「GSF IDの登録」というのをおこなってさらに端末を再起動するといった面倒なステップが必要になるんです。
BOOXが初心者向きではないと言われる理由の一つがこういうところにあるんだろうなと思います。

しかし、BOOX Pageではこの最後のステップが必要なくなりました。
ようやく他のデバイス並みのシンプルな設定でGoogle Playが使えるようになったわけです。ほっ。

デメリットだってもちろんあります

さて、大きく進化したBOOX Pageですが、いい点ばかりではありません。
先ほどの表をもう一度見てみましょう。

BOOX Leaf2とBOOX Pageの違いの図解その2

BOOX Pageは、BOOX Leaf2よりも重量が重くなっています。

デジかめんピンク

でもたったの10グラムとか15グラムしか違わないみたいですけど?

黒モデルとの重量差は10グラムしかありませんが、白モデルとの重量差は25グラムもあります。
たしかにそうなんでけど、元が軽いので、この差は結構でかかったりするわけです。
ちなみに100円玉が1枚5グラム。なので、BOOX Leaf2白とBOOX Page2は100円玉5枚分の重量差があります。
これ、結構デカイですよ?

100円玉5枚分 の図解

ちなみに、ライバルであるKindle Oasis(188グラム)と比べても約7グラム重いです。
ということで、重量が比較的重いというのがBOOX Pageの弱点と言えるでしょう。

おまけ 保護ケースについて

ちなみに、純正の保護ケースなんかはそれだけで140グラムあります。
なので、これを付けてしまうと、はっきり言って、数グラム~20グラムの重量差は誤差みたいなものと言えなくもないでしょう。

ということで、商品リンクを紹介しておいてあれですが、純正ケースは重くて手が疲れるわ、マグネットが弱くてズレるわ、で個人的にあまり好きではありません。

デジかめんピンク

でも傷がつくのは嫌です・・・

デジかめんレッド

わかるよ。でもね、別に「ケースである必要はない」んだよ。

で、私がめちゃお勧めするのが、PDA工房のスキンシール
私がメインで使用するノートPCや、以前所有していたKindle Oasisでも貼っていました。

PDA工房のスキンシールを貼ったノートPCの写真
PDA工房のスキンシールを貼ったノートPC

傷からも完全に守ってくれますし、重量は限りなく0(ゼロ)なのが最高です!

ただ、このスキンシールは裏面しか保護してくれませんので、サイドは諦めてください^^;
でも通常使用でガンガンぶつけるようなことってあまりないと思いますから特に問題ないと思います。
とか言いつつ、私は持ち運びの際はちゃっかりケースに入れてました。
ケース選びは、以前レビューしたLeaf2のケースが参考になると思いますので、ご興味があればぜひご覧ください。

また、表面については、フレーム、液晶面の両方を覆うタイプの保護フィルムをつければOKです。
光沢タイプもありますが、個人的にはノングレア(非光沢)タイプが好きです。この辺はお好みで選んでいただければOKだと思います♪


まとめ | BOOX Leaf2に興味あるものの様子見していた人は即買いでOK

おっと、BOOX Pageへの怒りをぶつけるためにこの記事を書き始めたことを忘れかけてました・・・。
また言いますが、この超ショートスパンで後継製品が発売されたことに私はものすごく怒っています。
BOOX Leaf2のレビューを張り切ってお届けした矢先にこりゃねぇぜ!って感じでしたから。私のレビューを見て購入された方には本当に申し訳ない気持ちです。
ですが、上でもお伝えしたとおり、重量はBOOX Leaf2のほうが軽いです。自信を持って言えますが、電子書籍リーダーにおいて、軽いは大正義です。
長時間じっくり読書をしたい人にとって、重さを気にしなくても良いというのは絶大なアドバンテージだからです。
それに、防水機能なども相変わらず対応していませんし、それほど悔しがる必要はないと思います。

一方で、Leaf2買おうかな、と思っていた人には、もう後継製品であるBOOX Pageしか選択肢がないので、BOOX Pageを買ってください。
いくら軽いからといって、わざわざ中古のLeaf2を買うのはやめたほうがいいでしょう。
というのも、重量差もなんだかんだでほんのわずかですし、何よりCPU,メモリ性能が上がったことでより快適に操作できるわけですので。
また何より、今中古のLeaf2を狙ってもそこまで大きな値落ちも期待できないと思われますからね。

本来ならBOOX Pageについてもっと声高に褒めてあげてもよかったのですが、怒りが半分あるのでこれくらいで勘弁してくださいw

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