こんにちは。ふわくです。
さて、今回のホンネdeレビューは、量販店に勤務していたころから山ほどあるストラップを見てきたふわくが自信をもってオススメするカメラストラップ Peak design Slideです。
これがもうたまらなく素敵なストラップなので、ぜひご紹介させていただきます。
ピークデザインのスライドってそんなにいいの?
もったいぶるのもアレですから、まずは結論から書きますね。
赤ポッチ(アンカーリンク)に衝撃を受ける
カメラストラップ一つで衝撃を受けたというとおおげさに思われるかも知れませんが、本当に衝撃を受けたんですから仕方がありません。
ピークデザインのスライドにはこんな感じの赤ポッチ(以下、アンカー)がついてきます。
こうやってつけて・・・
テーレッテレー♪
こんな感じでワンタッチで取り付けできるちゃうんです。
ストラップが簡単に着脱できるということは・・・
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]使うときだけつければいいので邪魔にならない[/st-minihukidashi]
カメラを保管するときに、ストラップが付いたままだと意外とかさばりますよね。
でもスライドなら、普段外しておけるので、超スッキリです!
また、室内で撮るときなんかは、ストラップは邪魔になるだけなので、出かけるときだけつけるという使い方ができるのがとてもベンリ♪
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]カメラが複数あっても、ストラップは1本で済む[/st-minihukidashi]
このアンカーだけ追加で買うことができるので、カメラが2台あっても、同じストラップを使い回せるというメリットがあります。ストラップを2本買わなくてもいいので、とてもお得だし、気に入ったストラップを別のカメラでも使えるというのはいいですよね。
また、このアンカーのヒモは写真で見るよりもそうとう頑丈なので、めちゃくちゃ思いカメラ&レンズの組み合わせでも切れる心配はまずありません。
バックルで長さ調節も一瞬でできる。
アルミ製のバックルがついており、これを上にパタンと倒すとススーっと一瞬で長さを調節できるんです。
普通のストラップだとこうはいきませんよね。
カメラプレートをつければレンズを下向きにできる。
下の写真を見てみて。
画像引用:Peak DesignのWebサイトより
これどうなってるんですか?
とりあえず、次の写真を見てみて。
画像引用:Peak DesignのWebサイトより
こんなふうに、カメラプレートを三脚穴に取りつけることで、カメラを下向きに取り付けることができます。
レンズが外を向かなくなるので、ついうっかりぶつけてしまうことがなくなります。
また、普通はレンズの重量が重くなるにつれ、安定しなくなり、歩くたびにカメラごとはずんでしまいがちですが、このようにレンズが下向きになるとめちゃくちゃ安定するわけです。
ピークデザイン カメラストラップ ストラップ Peak Design [ SLIDE ] スライド SL-BK-3 ブラック/ SL-AS-3 アッシュ [0606]
高級感のあるビジュアルにしびれる
この気品あふれる適度な光沢感をご覧ください。
決して派手さはないものの、さりげなく高級感を醸し出す感じがものとても素敵なんです。
さらにこのアルミ素材のバックルがさらにワンランク上の上質感を演出します。
さらにアンカーが4つとアルカスイス互換のプレートもついて、お値段なんと約8,000円!
正直いうと、私も最初は
「本革でもないのに、なんでこんなに強気な値段設定なの??」
と思っていました。
ビニール系の素材のストラップ=安っぽいというイメージがあったためです。
しかし、実物をはじめて見たときはその美しいビジュアルには本当にいい意味で裏切られましたし、スライドの最大の特徴であるポッチによるワンタッチ着脱は、上のほうでも書いたとおり、革命的なシステムだと思います。
カメラライフを一変させる、というとさすがに大げさかも知れませんが、価格以外のデメリットがまるで思い当たりません。
しれっとリニューアルされていたスライド
しれっとというか、わたしが気づかなかっただけなんですけどね。
画像引用:Peak DesignのWebサイトより
わたしが使用しているえんじ色がカラーバリエーションから外れたのは少しさみしいですが、シルバーとブラックもかなりかっこいいですよ。
リニューアルでもっとも進化したポイントは以下のとおりです。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]進化ポイントその1:アンカーのヒモが細くなった[/st-minihukidashi]
頑丈なアンカーヒモですが、結構太いので、ストラップ取り付け穴が小さいコンデジなんかには付けられなかったのですが、今度のはコンデジもイケます♪
細くなっても強度は十分なので安心ですね。
あ、ちなみに耐荷重は90kgです(笑)。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]進化ポイントその2:素材がさらによくなった[/st-minihukidashi]
ナイロン素材の質がさらによくなり、滑り止めも劣化しにくくなりました。
旧製品では滑り止め部分が劣化しやすかったのですが、ここが改良されました。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]進化ポイントその3:アンカーマウントが小型化した[/st-minihukidashi]
三脚穴につけて使うアンカーマウントがコンパクトになりました。
カメラによってはバッテリーを入れるフタが干渉してしまうことがありましたが、これが解消されたのは大きいです。
H2 本革 vs ウレタン vs Peak Design スライド
最後に、わたしがスライドとめぐりあうまで、あれこれ比較検討した各種ストラップの話も少しだけさせていただきます。
カメラストラップといえば本革でしょ
まず最初に候補になったのが本革製ストラップでした。
本革は使うほどに味が出るし、長く使える。
何より高級感があって、見た目にも美しいということで、最初は本革以外にはありえないとすら思っていました。
ただ、本革は取り扱うメーカーが少なく、選択肢があまり多くないこともあり、その中から「これだ!」というものが見つからず、一旦保留となりました。
価格的には1万円以上するものも珍しくないだけに、即決するにはかなり勇気がいるのです・・・。
実用性重視ならやっぱりウレタン
次に候補に上がったのがウレタン製ストラップです。
高級感は本革がダントツですが、実用性を考えると、オプテックのウレタン製ストラップも気になる存在でした。
クッション性と伸縮性が高いので、特にわたしが使用するカメラ(Nikon D3s)のように重量感のあるカメラにはピッタリなんじゃなかろうかと思ったわけです。
ただ、よくよく考えてみると、動くたびに伸びり縮んだりするということは、かえって肩に負担がかかるんじゃないかという余計な心配をしはじめ・・・たらもう止まりません(笑)。
低反発の枕も、やさしい低反発の恩恵を受けられるのは、まさに沈みゆくそのときにだけであり、沈みきってしまったら低反発もクソもないんじゃなかない?そんな感覚です。
また、そもそも気に入ったデザインがなかったということも相まって、ウレタンもまた候補からは一旦外れることになりました。
種類は豊富。だけどなんだかチープなファブリック素材
量販店やWebショップでも最も種類豊富ないわゆるビニールや布系の素材のストラップですが、実は検討の候補にすらあがりませんでした。
というのも、いくらデザインが優れていても、どうしても安っぽい印象がぬぐえなかったからです。
SLIDEを使ってからガラリとイメージが変わるわけですが。
各ストラップの比較表
最後に、各ストラップを比較してまとめた表をのせますので参考にしてみてください。
※Peak Design スライドには、首や肩があたる位置にクッションが入っているのですが、「ぶ厚くてふかふか」とまではいかないため、あえて厳し目の△としました。
まとめ | スライドは、他のストラップが使えなくなる魔性のストラップだった
正直、価格はぜんぜん安くないというか、むしろかなり高いと思います。
しかし価格以上の価値のある製品であるということをお約束します。
デザインや質感がいいだけではなく、とにかく使ってみると二度と手放せなくなる魔力を秘めたストラップです。
わたしは買ってからすでに3年半ほど使っていますが、他の製品に浮気する気が全く起こりません。
また、最後になりますが、実はこのスライドには太さの異なる弟分「スライド・ライト」が存在します。
こちらは比較的コンパクトなタイプのミラーレス一眼(FUJIFILMのXシリーズ、OLYMPUSやPanasonicのマイクロフォーサーズ機など)での使用に適すると思います。
画像引用:Peak DesignのWebサイトより
なお、スライド・ライトの機能については、基本的にはスライドと同じですが、パッド(クッション)はありませんのでご注意ください。
でも、たかだか1本のストラップを選ぶためにハゲるまで悩むという人がたくさんいるのもまた事実なのだよ。
ピークデザイン カメラストラップ ストラップ Peak Design [ SLIDE ] スライド SL-BK-3 ブラック/ SL-AS-3 アッシュ [0606]
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