工事不要の後付けスマートロック。
いろいろ種類があって、何がいいのかな、という方に、今回、私は明確な正解を提示します。
私は、Switchbotスマートロックを強く、いや、激しくおすすめします。
スマートロックの必須条件ともいえる、安定性の高さ、反応の速度が優れているからです。
そして、純正オプションのキーパッドが便利すぎるからです。
今から詳しくご説明します。スマートロック選びで失敗したくない方は必見です。
また、ツインロックをご利用の方にもSwitchbotスマートロックは、超絶おすすめです!
最初に断っておきますが、私はSwitchbotの回し者ではありません。(まいど全部自腹です。。)
「抜群」の安定性と反応速度
一度でもスマートロックを使ったことがある人ならきっと共感していただけると思います。
スマートロックは安定性と反応速度が命だということを。
まずはちょっと実際の反応速度をご覧ください。
いかがでしょう。
Bluetoothではほぼ瞬時に反応していると思います。
インターネット接続では1秒ほど遅れていますが、インターネット接続で遠隔から開けるときはこれくらいの遅れは実用上問題にならないでしょう。
私はこれまで最も有名な一般向けの後付スマートロック製品のQrio(キュリオ)シリーズやSesame(セサミ)シリーズなど、合計4製品を実際に購入して使ってきました。
ところが、せっかく便利になるはずが、かえってストレスになるシーンが多々ありました。
たとえば・・・
- セットアップがスムーズに進まない
- Wi-Fiアダプターとの連携に失敗する
- 解錠・施錠に時間がかかる
- 施錠できているのに、アプリでは解錠と表示される
- ダブルロックで両方開いてくれない
- ハンズフリー解錠(手ぶら解錠)の成功率がやたらと低い
などなど、ざっと思いつくものだけでもこれだけあります。
これらの原因は、アプリケーションそのものの安定性の低さや、ロックとアプリケーションとの連携の不安定さ、ロックそのものの仕様によるものに他なりません。
正直、「これ製品化しちゃダメでしょ。消費者を舐めてるっしょ、絶対。」と思わざるを得ないレベルでした。
Switchbotスマートロックは、ユーザーが意図したとおりに安定して動作してくれます。
この当たり前のことがちゃんとできる製品がどれほど多いことか・・・。
ちょっと愚痴・・・
思い出すと腹が立ってきました。
腹立ちついでに、Sesameのサポートに辟易(へきえき)した話をします。
下の記事でも書いたとおり、症状によらず、いつも同じようなテンプレ回答(しかもその切り分け意味あんの?的なもの)ばかりで、全く誠実さに欠けます。
買って初期設定を終えたばかりなのに、いきなりアプリを再インストールしろだの、再設定しろだの。
百歩譲って、それで改善するならまだしも、当然改善はしない。
いくらレスポンスがよくても、解決できなければ全く意味がありません。
トラブルの切り分けの過程で、「ピッタリサイズのサムターン用アダプターを無料で送ります。数カ所サイズを測ってお知らせください。」といった対応もありました。
「いや、最初からサイズ違いのものも付けとけよ」
採寸は面倒くさいし、それを送ってもらうまでの日数だってかかるわけですからね。。
一方、Switchbotスマートロックは3種類のアダプターが最初から同梱されてます。
他社製品のユーザーを不満を自社製品にフィードバックするSwitchbotは、メーカーの鏡といえます。
ツインロックにも完全対応。
さて、実は今回最も強調したかったのが、ツインロック環境での安定性。
Switchbotスマートロックは、ツインロックを前提とした使い方も想定されて作られています。
ちなみに、Switchbotロックが発売された当初はツインロックに対応していませんでした。
ですので、ツインロックを使用している私としては、そもそもSwitchbotスマートロックには全く興味がありませんでした。
しかし、ファームウェアアップデートにより、ツインロックに対応になったことを知り、すぐさま飛びつきましたw
QrioやSesameも「一応」はツインロックに対応しています。
でも不安定なので、本当の意味では対応しているとは言えません。
たとえば、1つの解錠されたのに、もう一つがやたらと遅れて解錠されたり、そもそも片方しか解錠されない、なんてことがしょっちゅうありました。
これはQrioの現行品(Qrio Lock)もSesameの現行品(Sesame4)も同じでした。
これに対し、Switchbotは、設定の段階で、2つのSesameロックを論理的に1つに合体(統合)してしまうため、その後のファームウェアアップデートや再校正の設定の際などもあくまで「1つのツインロック」として扱われます。そのため、それらの操作はロック1台分だけ行えばよいことになります。
さらに、ウィジェットだって、あたかも1台のロックかのように施錠・解錠が行えるようになっています。
某スマートロックなんかは、2台分のロックを1台ずつ制御する必要があります。
もしくは、IFTTTアプリを組み合わせて無理やり頑張るしかありません。
実はそのとおり、実質的に鍵が1つになったのと同じことになってしまうから、セキュリティ的には「ダブル」の意味がなくなってしまうんです。
このあたりは、手動操作のときだけは連動しないように、といったことはソフトウェア的に改善することもできるはずです。
ということで早速メーカーさんに要望を出しておきました。
※なんとなんと!9月のアップデートでみごとに改良されていました。
そうです、手動操作時にのみ連動しないようになったのです。
これでツインロックをお使いの方もセキュリティ品質を下げることなく使えますよ!
やっぱスイッチボットさんの対応は別格ですね。。最高><
Sesameシリーズにせまる低価格
気になる価格ですが、業界最安値のSesame4と比較しても大差ありません。
次の表は、有名どころのQrio Lock(現行)とSesame4(現行)とSwitchbotスマートロックの価格です。
参考までに、Wi-Fiハブ(Qrioハブ、Wi-Fiモジュール、Switchbotハブ)のセット価格も掲載しています。
(Wi-Fiハブがあれば、リモートからの施錠・解錠がおこなえるだけでなく、解錠・施錠されたのをいつでも通知で受け取ることができますので便利ですよ。)
製品の実力からすれば、Switchbotスマートロックが最も高くても不思議ではないのに、これは相当頑張っていると思います。
一方、Qrio Lockの強気な価格設定が際立ちます。
後継製品はスペックで大きく差をつけるか、価格を大幅に下げない限り、Qrio Lockに残る道はないでしょう。
スマホすら使わなくていい。Switchbotキーパッドが便利すぎる
Switchbotスマートロックには、Switchbotキーパッドなる純正オプション品が存在します。
スマートキーパッドとは、暗証番号を入力することで解錠できるスグレモノなんです。
実際、荷物で手がいっぱいのときにこれをやるのが結構わずらわしかったりします。
また、子供が学校から帰ってきて解錠する場合なども問題があります。
というのも、子供に鍵を預けておくのは不安だからです。かといって、鍵を開けるためだけにスマホを持たせるのもなんか違う。
となると、身ひとつで解錠できる番号入力式というのは便利だと思いませんか?
また、うちでは、家族で車で出かけて帰宅すると、真っ先に子供たちが車から降りて玄関に駆け寄ります。
なので、我々親が車から降りて玄関に到着して解錠するまで待つことになるわけです。
子供が勝手に鍵開けられると便利なのにな、と常々思っていましたが、このスマートキーバッドがこのニーズをバッチリ満たしてくれたわけです。
これは子供だけの問題ではなく、大人が知人や客人を連れてくる場合も同じ問題をはらんでいますよね。でも安心してください。
ダミーの番号を付加する仮想パスワードを設定したり、ワンタイムパスワードや期間限定パスワードなどを設定することもできるのです。
さすがです。抜かりありません。
はい、指紋認証に対応したSwitchbot キーパッドタッチというオプションが発売されました。これで番号を覚える必要すらなくなります。
詳しくは下の記事で書きましたので、ぜひあわせてご覧ください。これはヤバいくらい便利です。
まとめ | スマートロックの大本命。Switchbotスマートロックは頭ひとつ抜けてます
今まで安定性や反応速度に不満を持っていた人にとって、ようやく満足できるスマートロックが登場しました。
しかも、ツインロックでも抜群の安定性を誇りますので、安心してポチってもOKです。
さらに、暗証番号や指紋認証にも対応したお買い得な純正オプションも用意されているため、さらに便利に使うこともできます。
他のメーカーの製品よりも頭ひとつ、いや、2つほど抜けていると断言します。
後付けのスマートロックで何を買おうか迷っている方に、Switchbotスマートロックをお勧めします。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。はじめまして。
とても興味深く拝見させていただきました。
高齢の親との同居の為、他の家族の外出時にちゃんと施錠してくれてるのかが気になっています。ダブルロックで利用なのですが、Switchbotは従来の鍵(カードキー)の利用については変わらず可能ですか?(室内からの施錠は従来と変わらないと見受けました。)
新しい鍵を持たせたり、新しく使い方を覚えたりするのは大変なので。。
コチラにコメントするのが正しいのかわからなくて間違えていたらごめんなさい。
ご回答いただけましたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございます!
ご質問にお答えさせていただきますね^^
> 他の家族の外出時にちゃんと施錠してくれてるのかが気になっています。
オプションの「SwitchBotキーパッド」または、「SwitchBotキーバッドタッチ」をお使いになる場合、パッドの左下にある「鍵マークのボタン」をポチッと押すだけで施錠ができます。
もし、施錠をし忘れてしまうことが想定される場合は、自動施錠(1秒~60分59秒)をご利用されるのもよいかと思います。
また、万が一施錠し忘れても遠隔から外出先から、以下のことも可能です。
・解錠,施錠時に飛んでくる通知を確認できる
・現在、解錠,施錠のどっちなのかを確認できる
・解錠,施錠
※SwitchBot Hub Miniとインターネット(Wi-Fi環境)が別途必要になります。
> ダブルロックで利用なのですが、Switchbotは従来の鍵(カードキー)の利用については変わらず可能ですか?
はい。ダブルロックでも変わらず使用できます。
以上のご説明でわかりにくい点がありましたらお知らせください^^
某スマートロックなんかは、2台分のロックを1台ずつ制御する必要があります。
出来ればどこのスマートロックなのかこのコメント欄でもいいので教えて欲しいです
コメントありがとうございます!
Sesame3の前身のSesami miniも以前使用しておりましたが、ツインロックは非対応だったと記憶しています。
また、記事にも記載のとおり、Sesame3もファームウェアのアップデートにより、ツインロックに正式対応しましたが、残念ながら1ロックでも不安定なことが多く、ツインロックでは正直、使い物になりませんでした。。
ツインロックでお使いでしたらSwitch botスマートロックが間違いなくおすすめです!