新コーナー【教えて!デジかめん】初となる記事です。
いまさら聞けないような質問も、あなたに代わって、デジかめんピンクが聞いてくれます^^
最近話題の「スマートロック」を使ってみたいと思っているんですが、ひとつ、どうしても気になる点があるんです。
何だ?
どのスマートロックも基本的には電池で動くみたいですけど、もし突然電池切れになってしまったら、どうなるんでしょうか?
やっぱりおうちに入れなくなってしまうんでしょうか?
いい質問するなぁ。
今回の記事ではこの質問に答えします。
なお、今回の内容は、次のような後付けタイプのスマートロック製品いずれにも共通します。
・Switchbot(スイッチボット)スマートロック
・Sesame(セサミ)スマートロック
・Qrio Lock(キュリオロック)
・Akerun(アケルン)
などなど
また、私が経験したスマートロックの悲惨な失敗談もあわせてお話しします。
あわせてご覧いただき、万一のトラブルに備えていただければと思います!
えー!家に入れなくなるの!?
スマートロックの電池切れで、よく言われる「家に入れなくなる」は半分ホントで半分ウソです。
どういうことでしょうか?
単純なことさ。
予備の鍵を持っていれば入れるし、鍵を持っていなければ入れない。
予備の鍵さえあれば電池が切れても問題なし!
いきなり結論です。
電池が切れても予備の鍵を持ってさえいれば全く問題ありません。
スマートロックを取り付けても、従来のように鍵を使って開けたり閉めたりすることもできるからです。
ただ、逆にいえば、予備の鍵を持っていない状態で電池切れになったらとんでもないことになります。
ですので、万一に備えて、予備の鍵は必ず持ち歩くようにしましょう。
家族全員分の予備鍵を用意するのはちょっと・・・
自分だけならまだしも、家族全員に鍵をもたせるのは、紛失のリスクもあるので逆に心配です・・・。
「子供には鍵をもたせたくなかったのでスマートロックを導入したのにそれじゃ意味ない」
「おばあちゃんが鍵をよく無くすから指紋認証ができるスマートロックにしたのに。。」
そんな方もいらっしゃると思います。
でも安心してください。
ほとんどのスマートロックは、バッテリー残量が少なくなったタイミングでスマホに通知が届く仕組みになっています。ですので、通知が届いてから電池を交換すれば大丈夫です。
ただ、通知が来てからは数日程度しかもちませんので、なるべく当日か翌日には交換するのが望ましいです。
なお、現時点では、スマートロックにはCR123Aという特殊な電池が使われていることが多いので、あらかじめ予備の電池を用意しておきましょう。
ということで、予備鍵はあくまで万が一のための備えとして、家族のうち一人か二人持っていれば十分かと思います。
【私の失敗談 その1】電池が切れて家に入れなくなった事件
最後に、私が実際に体験した失敗について共有します。
私と同じ目に合わないよう、ぜひ反面教師にしていただければと思います。。
毎朝、娘を保育園に送ってから自宅に帰ってきて仕事をする、というのがルーティンなんですが、事件はそんな日常の中で発生しました。
数日前からスマートロックの電池残量が少なくなっている旨の警告が届いていましたが、すぐに電池は替えませんでした。専用電池は価格が高いこともあり、購入するのがちょっと億劫でそのまま放置していたんですね。
オチが見えた気がします。
電池切れになってお家に入れなくなってしまったわけですね?
正解・・・。
その後、すでに出勤していた妻にすぐに連絡し、妻の職場まで急いで向かい、なんとか家に入れました。。
私はテレワーク(在宅勤務)とはいえ、会社員なので勤務時間は決まっていましたし、仕事用のパソコンは当然家の中にありましたので、そりゃもう大慌てでした。
結局その日は、会社に連絡して、1時間遅れで仕事を開始する羽目になりました。。
それ以来、外出する際には予備の電池を持ち歩くことになりました。
あと、電池残量少の警告通知が届いたらすぐに電池交換するよう、自分に言い聞かせました。。
【私の失敗談 その2】想定外の自体で家に入れない事件
あの事件から1年ほど経ったある日、またもや事件が起こってしまいました。
前回同様、娘を保育園に送ったあとにそれは起きました。
「あれ?開かない。」
解錠音は確かに聞こえるのですが、なぜか開かない。
結論としては、次の図のようなことが起きてしまっていました。
スマートロックは両面テープでドアにくっつけているんですが、これが外れてしまっていたのです。
サムターンとスマートロックが噛み合っていない状態なので、当然鍵は空きません。
最初取り付ける際、位置決めを誤り、(テープを替えずに)貼り直しをしたのが良くなかったのでしょう。
でも予備の鍵があれば入れるんじゃないんですか?
そのとおり。
なんだけど・・・
前回の事件依頼、いつも出かけるときには、予備の鍵を持ち出していましたが、その日は少し慌てて家を出たこともあり、鍵を持ち出すのをうっかり忘れてしまっていたのです。。
そして、これまた前回同様、出勤済みの妻に急いで連絡を取りました。
ところが、妻は予備の鍵を持ち出していなかったんです。
私が常に予備の鍵を持ち出すようになってものですから、それに安心して妻は普段鍵を持ち歩かないようになったのです。
じゃあこの事件はどうやって解決したんですか?
最後の手段を使ったのさ・・・。
そうです。鍵屋さんに連絡しました。解錠にかかった金額、2万円也。
高い授業料でした。。
ということで、皆さん、スマートロックを取り付ける際は、ペタッとやっつけ仕事でやらずに、しっかりとパワーを込めて貼り付けるようにしてください。。
あと、万が一の予備鍵は、家族のうち最低でも一人は持ち歩くようにしましょう。
私はそれ以来、車の鍵と家の鍵を一緒にくくりつけて持ち出すようにするようになりました。
【まとめ】電池切れは怖くない!そう、予備の鍵さえあればね。
まとめます。
いざという時のために鍵も持ち歩くようにしましょう。
以上!これだけ気をつければ間違いありません。
私も二度トラブルに遭遇しましたが、どちらのケースも鍵を持っていたら即解決できていました。
そんなわけで、普段はスマートロックで開け閉めし、緊急用に別途鍵を持ち歩くようにするだけで、いざという時にトラブルに遭わずに済みます。
結局、家族みんなが鍵を持たないと危険ですね・・・。
いや、基本的には、電池残量少の警告が出たときにすぐに電池交換するように心がければほとんどのトラブルは回避できるよ。
やはりこれが基本ですね。
電池交換は面倒くさがらずにすぐに実施しましょう。
最後に一つ聞いてもいいですか?
スマートロックの電池ってどれくらい持つんですか?
使う頻度や電池にものによるけど、3、4ヶ月〜1年くらいだね。
充電式のものを買っておけば、都度買わなくても済むから便利だよ。
【オマケ】SwitchbotスマートロックProなら電池が切れてもOK!?
私はSwitchbotスマートロックを愛用しています。
実はこれには「Pro」という名の上位版があって、「微電流解錠機能」が搭載されています。
この機能により、電池切れになっても、わずかに残った電流を使って30秒に限り解錠することができます。
なので、万が一、バッテリー切ってしまっても、鍵を持っていなくても、鍵を開けることができるってわけです!
素敵すぎるやん。。
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