日本で初めて発売されたAndroidスマホを発売日に購入し、Googleが手掛けるNexusシリーズ、Pixelシリーズはもちろんのこと、GoogleHomeやNestHubシリーズなどのホームデバイスも当然のことにように購入してきました。
当然、家の中では「OK Google!!」の掛け声が毎日飛び交っています。
Apple信者ならぬGoogle信者ですね・・・
そう呼ばれても仕方ないな。
しかし、そんな我が家から「オッケーGoogle!」の掛け声が突然消えました。
ついにGoogleアシスタントを卒業し、Amazon Alexa(アレクサ)に乗り換えたからです。
Google信者が脱Googleデバイス・・・。
よほどの事情があったのでしょうね。
皆さん、Googleアシスタントを使っていて不便に感じたことはありませんか?
Google Nest(Home)シリーズを使っていて不満を感じたことはありませんか?
私はそれらの不便さ、不満が積もり積もって、ついに我慢の限界に達したため、ライバルであるAmazonアレクサに乗り換えました。
結果、
「さっさとアレクサにしときゃよかった。。」
となりました。
今回の記事では、乗り換えに至った経緯や、使い始めたアレクサのEcho Showシリーズの使用感についてポイントに絞ってお伝えします。
「脱Googleアシスタント」に踏み切った4つの理由
主な理由は4つあります。
<理由1> そもそも「オッケー グーグル!」と言うのが面倒くさい
これを言うと元も子もありませんが、毎回「オッケーグーグル!」って叫ぶの、かなり面倒くさくないですか?
毎日何度もこの言葉を叫ぶのに、何を聞くもこの8つの文字を発言しなければならないわけですからね。
天気予報聞くのも「オッケー グーグル!」
タイマーを開始するのも「オッケー グーグル!」
タイマー停止するのも「オッケー グーグル!」
しかし、Google信者である以上、この呪文は唱えざるを得ないわけです。
でも、別のフレーズに変更できるみたいですよ。
もちろん知ってるさ。
「ヘイ グーグル!」とか「ねぇ グーグル!」とかね。
でもこれでやっと6文字。まだまだ長いって。。
それに、「ヘイ」というのは日本人的にはちょっと違和感ありますし、「ねぇ」っていうのも気恥ずかしい。
ちょっと実用する気にはなれません。。
対して、Amazonアレクサは、
「アレクサ!」
のたった4文字。
正直、これに関してはいつも羨ましいと思ってました。
<理由2> 突然、命令や質問を理解してくれなくなる
脱「OK Google」の直接的な原因となったのはこれです。
今まで何度もこういったことがありました。
たとえば、「OK Google!テレビつけて」。
いつもならこれで全く問題なかったのですが、ある日突然、
「どのテレビかわかりません」
「デバイスが見つかりません」
といったような反応が返ってくるようになったのです。
デバイスの構成や設定は一切変えていないのに突然です。
サポートセンターに問い合わせ、あれこれ切り分けをして、デバイスの初期化などもしても解決せず。
結局、Google Nestデバイスとテレビを同じ部屋にグループ化し直したところ反応してもらえるようになりました。
しかし、別の場所にあるGoogle Nestデバイスからは反応しない、などなど挙動が安定しません。
また、なぜか子供の声に一部の命令が聞き入れてもらえなくなってしまう事象も発生しました。
具体的には、天気予報は答えてくれるのですが、タイマーをかけようとすると、
「◯◯ですね。」と、全く関係のないことを答えるようになってしまいました。
あれこれ調べ、ボイスマッチの設定や権限を見直しましたが改善せず。
サポートセンターに問い合わせようか迷いましたが、結局意味のない切り分けに付き合わされるおそれがあったので、問い合わせはしませんでした。
子供もイライラが募らせながら何度も叫び続けている姿を見てついに決断しました。
「Googleアシスタントとはおさらばしよう」と。
<理由3> Googleへの信仰心の低下
その他の理由として、私自身のGoogleに対する信仰心が薄れてきたこともあります。
かつてのGoogleは、サービス心と自由溢れる企業で、それゆえに凄まじい勢いでファンを獲得していきました。
しかし、2020年頃から、Googleフォトの有料化が始まり、現在はPixelシリーズなどのスマホに代表されるハードウェアでも利益を追求する姿勢が目につき始めました。Googleの創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが2019年に退社したことも影響しているのでしょうか。
また、近年、大規模なリストラも話題となり、「Googleマジで大丈夫か?」と個人的に感じていました。
さらに、私が愛用しているPixelも最近は「目新しさがない」「カメラの色味が地味すぎて好みでない」といったような印象も相まって、Googleを盲信するのはやめよう、という気持ちに変わっていきました。
<理由4> 壁掛けのEcho Show 15に興味津々
実はかなり前から、壁掛けできるAmazon Echo Show15が気になっていました。
というのも、インターホン代わりとして使えるようなタイプを望んでいたからです。
Google Nest ドアベルを購入して以来、室内に設置していたインターホンの親機が不要になりましたが、現在もそのまま設置してあります。
そこに変わりに設置したかったというのもあり、この壁掛けタイプがとても気になっていたのです。
また、これまでは、キッチンカウンターにリビング向けとキッチン向けにそれぞれ1台ずつGoogle Nest Hubを置いていていました。
近い場所なのにどうして2台も設置していたんですか?
最初は、リビング側の一台しかなかったんだけど、キッチンにいてタイマーを掛けようとすると、声を拾ってもらえないことが多かったんだ。なので仕方なくキッチン側にも設置したってわけ。
そんなわけで2台ともキッチンカウンターに、お互い背を向けるような格好で設置されていたわけですが、結構邪魔でした^^:
ですが、Echo Show 15にすることで両方からの音を拾いやすくなり、なおかつ壁掛けなので、キッチンカウンターが広くなるんじゃないかと思って導入したところ、狙い通りの結果が得られたのです。
期限を良くした私は早速、仕事部屋用にEcho Show 5も導入しました。
これがまたちっちゃくてかわいいのなんのってw
Echo Showシリーズを実際に使ってみたレビューについては近日中に記事にさせていただきますのでお楽しみに!
今までの悩みがぜんぶ解決!さっさとアレクサにしときゃよかった。
さて、そんなこんなで私にとって初めてのアレクサ端末であるEcho Showシリーズを購入したわけですが、何度命令しても期待した反応が得られないといったことはなくなりましたし、「アレクサ♪」というたった4文字で命令を開始できるようになったのは本当に便利です。
最初子供たちは、「OK Google」に慣れ親しんでいたということもあり、「アレクサ嫌だ」と文句を言っていましたが、3日もすれば流暢に「アレクサッ♪」ですw
その他にも、いざ使ってみて、Googleアシスタントよりも優れていると感じることもありました。
たとえば・・・
Googleアシスタントよりもレスポンスが速い!
乗り換えによる思わぬ副産物。それは高速なレスポンス。
たとえば、テレビのON/OFFや、エアコンのON/OFFを指示したあとに、実際にON/OFFされるまでの時間が明らかにアレクサのほうが速いです。
Googleアシスタントは2,3秒かかるのに対し、Amazonアレクサは1,2秒。たったの1秒程度の差と思われるかも知れませんが、これ、結構大きいです。
実際、指示して3秒くらい反応がないと「あれ?聞こえてなかったかな?」と思って、再度指示をしてしまうことがあります。ちょうど指示しようとしたタイミングで反応されることも多々あります。
レスポンスが速いのは快適に使うための条件だとあらためて感じました。
しりとりやピカチューとの会話もできるw
しりとりのように、双方向の会話を繰り返すこともできるんですが、これ、Googleアシスタントにはできない芸当なんです。
うちの子供がしりとりを覚えた頃、Googleアシスタントでしりとりをさせてみようと試したことがありました。
「OK Google!しりとりをしよう」
すると、
「わかりました。では私から。『ラーメン』あ、負けちゃいました♪」
と返ってきてしまいます。
「負けちゃいました♪」じゃねーよ!
勝手に終わらせんなよ!
一方、アレクサはしりとりのラリーがちゃんと続くんです。しかも強さまで選べますw
もちろん、一度しりとりが始まってしまえば、「アレクサ!」と言う必要もありません。
また、しりとり以上に子どもたちにウケたのが「ピカチューと会話」というやつ。
「アレクサ!ピカチューと会話したい」
というと、ピカチューとの会話が始まります。
なにか話しかけるたびにピカチューが毎回異なる言葉で返事をしてくれるので、子どもたちもいろんな言葉をかけて楽しんでいます。
ピカチューがめちゃくちゃ笑ったりもするので、子どもたちもゲラゲラともらい笑いしたりしますw
でも・・・私はしりとりなんかしませんし、ピカチューともお話ししたいと思いませんけど。。
まぁ、そうだろうね。
でもね、俺が強調したいのは、Googleアシスタントとの圧倒的実力差を感じたということなんだよ。
また、アレクサには、「スキル」という概念があって、ピカチューとの会話も、そういうスキルを与えることによって(インストールすることによって)使えるようになります。必要のないことに反応しないようになっているんですね。なかなかよく考えられています。
乗り換える前に不安だった「Google Nest Doorbellとの連携」について
実は、アレクサへの乗り換えを躊躇した唯一の理由はこれでした。
オシャレなのに超便利なGoogleNestドアベルと連携できなくなるのは困りますからね。。
結論から言うと、一部機能に制限はあるものの、Echo Showでもちゃんと使えました!
詳しくは下の記事にまとめてありますので、ご興味がある方はぜひご覧ください^^
【まとめ】「OK Google!」をやめてみたら新世界が開けた
「Google大好き!だから私はアレクサじゃなくてGoogleアシスタントを使うのよ!」
そんな時代が私にもありました。というお話でしたw
GoogleアシスタントもAmazonアレクサも基本的には同じようなコンセプトの製品ではありますが、Amazonアレクサのほうがレスポンスの良さ、性能の高さ、機能の豊富さにおいて勝っており、より快適に使える製品といえます。
乗り換えたことによる後悔は一切ありません。
Googleファンだからと言って、アレクサを食わず嫌いしていたことにむしろ後悔していますw
ということで、以上、久々の「なるほどコラム」でした。あなたのご参考になれば嬉しいです!
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