まず、皆さんにお詫びをしなくてはなりません。
以前こちらの記事でDainichiの加湿器をオススメしました。
しかし、しばらく使ってみて、この加湿器が常時（24時間）加湿には全く適さない製品であることがわかりました。私のおすすめで買われてしまった方には心よりお詫び申し上げます。
ピアノ部屋のように、常時調湿が必要な環境に加湿器を置かれることを検討されている方が誤った商品選択をして後悔しないために、緊急で本記事を書くことにいたしました。
なぜ買ってはいけないのか
結論。わずか3日程度の連続稼働後、加湿しなくなるためです。
私は毎日24時間加湿していたのですが、わずか3日後には加湿しなくなりました。
最初は原因がわからなかったのですが、オチとしては、気化フィルターが原因でした。
気化式の加湿器ということで、1ヶ月に1度、気化フィルターの掃除が必須とのことは知っていました。
しかし、さすがに3日は早すぎるということで、故障を疑いサポートセンターに問い合わせたところ、
「気化フィルターは純正を使われていますか？」
と聞かれました。
Amazonで正規品を購入した旨を伝えると、販売しているショップによっては偽物の可能性もあるとのことでした。
Dainichiの公式サイトに本物と偽物の見分け方があり、確認してみると、たしかに買ったのは本物で間違いありませんでした。
その旨をコールセンターの担当に伝えると、
「10日～2週間というのは、一日8時間の使用を想定したものですので、24時間ですと、1/3の周期での掃除が必要となります」
とのこと。
なるほど。そういうことであれば納得。って、ちょっと待て。
1/3周期だとすると、10日間はメンテナンスフリーのはずじゃないの？
「ご利用状況によっては、10日持たない場合もございます。」
なんだか納得いきませんが、こう言われたら引き下がる他ありません。
とりあえず再度正しい方法で気化フィルターを洗浄（しっかりとクエン酸を溶かしたぬるま湯に数時間漬け込む）しました。
その後、やはり2,3日は正常に加湿してくれるのですが、それ以降は全く加湿してくれません。
念のため気化フィルターを書い直すも・・・やはりダメ
実はAmazonで買った気化フィルターは偽物だったんじゃないかと思い、ダイニチの公式オンラインショップから買い直しました。
最初こそ4,5日順調でしたが、メンテナンスしても結局、2,3日で加湿しなくなるという状態になりました。
ダイニチの製品に限らず、気化式加湿器は一般的に気化フィルターの頻繁なメンテナンスが必要なものが多いらしいので、他メーカーもおそらく似たような結果になるのではないかと推測しています。
というのも、調べた限りだと、気化フィルターの素材や形状などもメーカーごとで大きな違いがなかったからです。
まとめ ｜ ピアノがある部屋には気化式加湿器はおすすめしません
ピアノ部屋で使う（＝毎日24時間運転させるような環境下で使う）のには、気化式加湿器はおすすめしません。
理由は単純明快。気化フィルターの洗浄頻度が高すぎて面倒だからです。
洗浄時間が2,3分ならまだしも（それでも2,3日という頻度を考えれば十分面倒くさいですが）、2,3時間漬け込むとなると、結局その間加湿できないことになり、精神衛生上もよろしくありません。
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