こんにちは。元量販店カメラ担当のふわくです。
スマホやコンパクトデジカメでカメラの楽しさを知り、ミラーレス一眼や一眼レフにステップアップしたものの、
「なんか全然大したことないじゃん・・・」
とガッカリしているそこのあなた!今すぐレンズを替えましょう。
「こ、これが私のカメラの真の姿だったのかぁ!!」となること間違いありません。
一度でいいから単焦点レンズを体験してみて!
一眼といえば、なんといってもボケ味。
ボケがすべてではありませんが、最大の醍醐味の一つであることは間違いありません。
手軽にこの醍醐味を味わうための強い味方が単焦点レンズです。
では早速、実写サンプル行ってみましょう!
最初は、メルカリで8,000円で購入した中古の単焦点レンズ(55mm/2.8)で撮影した写真です。
続いて、物撮り。レンズでレンズを撮ってみましたw
解像感もありますし、質感もなかなかリアルですね。
ちなみに、上のカマキリの写真と同じレンズを使って撮影しています。
お次は富士フイルムのAPC-Cセンサーのミラーレス一眼+これまた数千円で買った中古の単焦点レンズ(50mm/3.5)で撮った写真です。
なかなか強烈にボケてますよね。
さて、続いては、オリンパスのミラーレス一眼+実売5万円の単焦点レンズ(25mm/1.4)の組み合わせで撮った写真です。
ここから先は全部同じレンズで撮っています。
オリンパスのミラーレスといえば、マイクロフォーサーズセンサーということで、比較的ボケにくいと言われますが、単焦点レンズならご覧のとおり、ガッツリボケを楽しめます^^
ちなみにこのレンズ、防塵防滴機能が付いた新型が発売されていますが、旧型の中古が2万円台からあるので、コスパの良さを考えると、私としては中古のほうがお勧めです^^
まとめ | 安いズームレンズ買うくらいなら、安い単焦点レンズを買え!
一眼ならではの美しいボケを堪能(たんのう)できる単焦点レンズを体験せずして一眼は語れません。
単焦点レンズのメリットはボケ味の良さだけではありません。同価格のズームレンズと比べると、解像力の高さや収差が少なさにおいて有利な場合が多いです。
「単焦点レンズを買ってから写真を撮るのがめちゃ楽しくなった!」という声は少なくありません。
ズームレンズが便利なのは間違いありません。でもハッキリ言わせてください。中途半端なズームレンズは画質やボケ味も二流です。
※「安いズームレンズでいい写真が撮れない」と言っているわけではありませんので、そこは誤解しないでください。あくまで、レンズそのものの性能という観点でのお話です。
正直、レンズキットはおすすめしません
ズームレンズがセットになっているパッケージ(レンズキット、ズームキット)もありますが、あまりお勧めしません。
レンズについてあまり知識のない初心者にとっては、自分でレンズを選ぶ手間もなく、オトク(な気がする)レンズキットはありがたい存在かも知れません。
しかし、いざ買って撮ってみたら、「なんか全然大したことないじゃん・・・。スマホで十分だったわ。」という残念な結果になる可能性があります。
これはあまりにもったいないです。
もちろん、すべてのレンズキットがダメというわけではなく、中には単焦点レンズや、開放F値2.8というそこそこいいレンズが付いている場合もありますが、たいていは「安物ズームレンズ」が付いてくるというのが相場です。特に開放F値がF4前後から始まるズームレンズにはちょっと気をつけたほうがいいかも知れません。
最近の製品は画質こそ上がっているものの、ボケを活かした撮影はかなり難しくなります。頑張って工夫すれば多少はボケるでしょうが、なかなか思うようにはいかないでしょう。でも単焦点レンズだったらそんなに頑張らなくてもボケます。
ミラーレス一眼もしくは一眼レフをこれから買うつもりの人や、一眼買って期待ハズレだったという人は、安いのでもかまいませんので、単焦点レンズを一度使ってみてください。
アナタの写真が劇的に変わるはずです^^
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