こんにちは。元量販店カメラ担当のふわくです。
ミラーレス一眼って、一眼レフと比べると、小型なものが多いですが、その分グリップも小さい。
でもハンドストラップを付けることでグッと握りやすくなります。
以前、Peakdesign(ピークデザイン)のクラッチ(CL-3)という製品がオススメだという話をしました。
この記事を見て買ってしまった方には大変申し訳ないのですが・・・
CL-3の欠点をすべて解消している、とんでもない製品を見つけてしまいました。
それがこの商品です。
これからハンドストラップを買う人には、CL-3よりもこちらの製品をオススメします。
今からその理由をご説明します。
しっかり締(し)めてもシャッターが押せる!
CL-3だと、きつく締めるとシャッターが押せませんでした。
人差し指ごと押さえつけられてしまうからです。
しかし、JJCリストストラップなら、きつく締めてもシャッターが押せます。
その秘密はズバリ、これにあります↓
付属の金具(金属プレート)です。
これをつけることで、ストラップの位置を後方にズラすことが可能になります。
このおかげで、人差し指が完全フリーに!
それに、なんだかとってもフィットしてますね。
初めて付けたとき、「これだぁああ!」って叫びそうになったよ。
また、このプレートがあるおかげで、ストラップとカメラの間に隙間ができるため、キツく締めても指が擦(こす)れて痛くなることもありません。
厚手のクッションが快適すぎる
2番めの特徴はやはりクッション性能の高さです。
またまたCL-3との比較になってしまいますが、CL-3は結構ペラペラなので、クッション性はあってないようなものでした。
それに対し、このJCCリストストラップは、内側と外側の間の最厚部が約1cmほどもあり、長時間つけていても痛くなりません。
地味ながら、結構嬉しいポイントだったりします。
さて、クッションの話に戻りますが、普通に撮影している分には、クッションはそれほど厚みがなくても問題ないのですが、付けたままぶら下げておくときに、クッションが薄いと、手の甲(こう)に負荷がかかり、徐々に痛くなってきます。
なので、クッション性はかなり重要なポイントですよ。
手首に巻くバンドは取り外しオッケー
これなんですが、商品サイトを見ると、あたかも手首の輪っかも付けっぱなしにする必要があるかと思ったら、これワンタッチで着脱(ちゃくだつ)できるんですね。
よかったー・・・正直、普段使いには邪魔だと思っていたので^^;
でも、カメラを持ったまま長いこと持ち歩くときはぜひ使ってやってください。
うっかり手を離しても落下防止になりますし、何より、カメラを握りっぱなしにする必要がなくなるので、手がとてもラクなんです。
ご覧のとおり、完全に手を離しても落ちません。
ただ、ボタンでパチンと止めるタイプなので、万が一を考えて、ハンドグリップ側にも少し引っかかるようにして持つとより安心です。
ちなみに、私、手首も太いので、購入前は輪っかが手首にかかるか心配でしたが、全く問題ありませんでした。
ですので、腕が太い、手が大きい、という方も大丈夫なのでご安心ください。
イエーイ!どんな三脚にも対応できるぞ
さて、3番目の特徴です。
これもかなりポイントが高いんですが、カメラの底面とストラップを止めるマウント部分が、アルカスイス互換となっています。
と、そこまではCL-3も一緒なんですが、なんと三脚穴(1/4ネジ用)まで付いてるんです。
もちろん金属製なので耐久性も高いです。
ちなみに私はアルカスイスではなく、普通の三脚穴タイプの雲台を使用しているので、CL-3を使っていたときはいちいち外さないと三脚に付けられずとても不便でした。。
ということで、これまたJJCリストストラップの勝利ですね。
ショルダーストラップとの併用もできちゃう
通常だったら、ハンドストラップを付けると、普通のショルダータイプのストラップは付けられなくなりますよね。
でもこの製品には別途ストラップ穴も付いているんです。
なので、こんな感じに、ハンドストラップを外さなくてもショルダーストラップも使えちゃうわけです。
値段がアレの半分!
製品の性能を考えると、値段が逆でも驚きません。
α7、α9シリーズユーザーに朗報!
INPON小指かけ専用との相性もバツグン
これはSONYのα7、α9シリーズをお使いの方への朗報です。
「INPON小指かけ専用」との相性もいいんです。
INPON小指かけ専用のレビュー記事は以下をご覧ください。
(当サイトで最も反響が大きかったアイテムです。)
干渉してうまく取り付けられなかったらどうしようと不安だったんですが、バッチリOKでした。それだけでなく、奥行き(厚み)が INPON小指かけ専用とほぼ一緒なんです!
ただ、底面は5ミリほどの段差がありますので水平にはなりません。惜しい!!
でもレンズをつけた状態であれば倒れることはありません。
まとめ
ミラーレスのような小型なボディでハンドストラップを使うとグリップ性がグッと増すので、しっかりホールドできるようになります。
しかし、実はそれはオマケ機能であり、メインはやっぱりストラップとしての機能です。
グリップを握りしめてなくてもカメラが落ちないので、カメラの持ち歩きがとてもラクというのが大きな魅力です。
常に手元にカメラがある状態なので、機動力も上がります。
上にも書いたように、ショルダー(ネック)ストラップも併用できますが、私は、これを使うようになってから、ショルダーストラップを使うことがほとんどなくなりました。
手を離しても、手の甲にぶら下がげておけるからです。
首からブラブラカメラをぶら下げて歩くのって、結構邪魔くさかったんですよね^^;
特に、子供と一緒に公園で走り回るときなんかは、ネックストラップだとブラブラ揺れるので、ちょっと動きにくいというのと、周りの子どもたちにカメラをぶつけそうになる危険性もあります。
しかし、ハンドストラップだと完全に手元でコントロールできるので、そういった心配もないという点も個人的にはかなりポイント高いです。
こういった魅力に加え、JJCリストストラップは、クッション性も高く、さらに、キツく締めても操作の妨(さまた)げになることもないので、まさに最強のハンドストラップといえます。
さて、最後の最後で、CL-3にとどめを刺すわけではないんですが、
損したくなかったら、CL-3じゃなくてこっちにしましょう^^
(注)ピークデザインの製品が嫌いなわけじゃないですよ。念の為^^;
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