ミラーレス時代こそマニュアル露出をオススメする理由

ミラーレス時代こそマニュアル露出をオススメする理由


こんにちは。元量販店カメラ担当のふわくです。
突然ですが、皆さんは普段どの露出モードで撮影されていますか?

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私はいつもプログラムオートモード(P)で撮影しています♪

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俺は絞り優先オートモード(A、Av)派だな。

ほう。ちなみに私は、現在はもっぱらマニュアル露出モード(M)です。
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ふわく


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デジかめん レッド
玄人(くろうと)アピールですね。わかります。

断じて違います。
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ふわく

そんなわけで、私がマニュアル露出で撮る理由と、ミラーレス一眼でこそマニュアル露出をオススメする理由、そしてマニュアル露出での撮影方法について、対話形式メインでわかりやすくご説明させていただきたいと思います。

マンガ感覚でご覧いただけるかと思いますので、ぜひお気軽にご覧ください^^

目次

マニュアル露出モードってそもそもどんなモード?

マニュアル露出モード(Mモード)とは、その名のとおり、絞り(f値)とシャッタースピード、ISO感度を自分でマニュアル設定(手動設定)することで、露出(明るさ)を決定するモードです。

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ちょっと何言ってるかわかりません。

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デジかめん レッド
俺はわかるぞ。話を続けてくれ。

ピンクには申し訳ないけど、基礎的な内容は近々別の記事で説明するから今回は見捨てるねw
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ふわく

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えええええ

なぜマニュアル露出モードを勧めるのか

マニュアル露出モードの何がいいのかって?そりゃアンタ、

絞りもシャッター速度も好きに設定できるから

に決まってます。

動いたり止まったりして忙しない子どもたちを撮影することが多い私なんかにとっても、これほど便利なモードはありません。

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動く被写体撮るんだったら、シャッター速度優先オートモードのほうがいいんじゃないのか?

ボケ量は常に一定でもいいの?
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いやいや、当然、場面ごとにボケ量の調節はしたいさ。だから俺は絞り優先オートモード派なんだよ。

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絞りが自動で変わっちゃうのがシャッター速度優先オートモードだから、このモードだと絞りを自由に設定することはできないんだよね。

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まぁ絞りの変更が必要ない場合に使うのがシャッター速度優先オートモードなわけだから、当然だわな。

ところで、レッドは絞り優先派ということだけど、逆に、シャッター速度を調節したいと思うことはないの?
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もちろんあるよ。俺はスナップや風景撮りがメインだけど、たとえば急な風で葉が揺れたりするような場合に、適宜シャッター速度を速くして被写体ブレを防ぎたいと思うことはある。

実際、そういうときはどう対応してるの?
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毎回カメラのメニューをたどってシャッター速度を変更してる。

それ面倒くさくない?
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かなり面倒くさいよ。でもたまに変更するくらいだし、まぁいいかなって。


一方で、絞り優先オートモードはその逆で、シャッター速度の変更が必要ない場合に使うモードなので、シャッター速度を調節することは想定されていませんから、調節する際には、メニューからたどる必要があります。

私が、マニュアル露出モードをオススメする最大の理由は、絞りとシャッター速度の両方を自由に設定できるからです。


そして、マニュアル露出モードには、もう一つ大きなメリットがあります。
それは露出も自由に決めることができるという点です。

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ん?絞り優先モードなんかでも露出補正ダイヤルで調節できるけど?

たしかに補正はできるんだけど、決定(固定)するわけではないから、条件がちょっと変わるだけで、露出(明るさ)は動いてしまうんだよね。
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ふわく

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#66BB6A” color=”#fff” margin=”0 0 0 -8px”]さらに詳しく[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-search” iconcolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ color=”#000000″ iconsize=”200″]撮影位置の変更などで、順行・逆光が変わったり、ちょっと被写体の位置が変わるたびにカメラの測光モードがご丁寧に露出を自動で変えてくれちゃいます。なので、露出ダイヤルで調節したところで、意図しない露出(明るさ)となることが多いのです。[/st-cmemo]

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そういうときは、AEロックを使えばいい。

まさしくそのとおりなんだけど、露出補正ダイヤルを回して、さらにAEロックって、めちゃくちゃ面倒じゃない?
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たしかに・・・。

でもマニュアル露出モードでは、AEロックしなくても常に露出は一定に保たれるので、意図せず明るさが変わってしまう、なんてことはなくなるってわけ。
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どういうこと?

次の章で詳しく説明するね。
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ふわく

マニュアル露出って何だか難しそう

絞りもシャッター速度も好きに設定できるのがマニュアル露出モードでしたね。
設定方法はとってもシンプル。

  1. 絞り(またはシャッター速度)を設定する
  2. シャッター速度(または絞り)を設定する
  3. ISO感度を決める

たったこれだけ。よって、説明終わり。

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え・・・もうちょっと詳しく教えてくれよ。

いや、詳しくも何もほんとにこれだけなんだけど。
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ふわく

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だってさ、これまでにISO感度の話なんて出て来なかったじゃん。これも設定しなきゃならないんでしょ?

まぁそうだね。
でもISO感度の設定が必要なのは、絞り優先もシャッター速度優先も同じなんだけどな。まぁいいや。
とにかく、マニュアル露出モードでは、好きな絞りとシャッター速度をまず決める。その次点で、思ったような露出(明るさ)になっていなかったら、ISO感度を調節すればいい。ね、簡単でしょ?
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ふわく


写真の明るさ(露出)は、絞り・シャッター速度・ISO感度の3要素で決まります。
なので、マニュアル露出モードでは、露出補正ダイヤルを使うという概念がそもそもないし、設定した時点で露出が決まるので、AEロックという概念もありません


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デジかめん レッド
マニュアル露出モードって意外と簡単なんだな。
こんなに簡単なのになんで皆んな使わないんだろう?

一眼レフカメラだと、光学ファインダー越しでしか露出を確認することができないから、撮影してみないことには、実際の露出(明るさ)がどうなるかわからないんだよね。そういう意味ではマニュアル露出モードってちょっと不便だった。

でも、ミラーレス一眼なら、EVF(液晶ビューファインダー)や背面液晶モニター越しに、リアルタイムに露出が確認できるから、ミラーレス一眼ユーザーにとって、マニュアル露出モードはもはやメリットしかない
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ふわく

おまけ | ISO感度オートってどうなの?

カメラによっては、ISO感度を自動で設定することができます。

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デジかめん レッド
てことは、マニュアル露出モードでISO感度を自動設定にすれば、絞りとシャッター速度だけ設定すればいいってこと?

いかにも。
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でもなぁ、、便利なのはありがたいけど、気づかない間にISO感度が上がりまくってノイズまみれになったら嫌だな。。

そういう心配があるなら、ISO感度は手動で設定したほうがいいね。
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私だったら、それほど画質は気にしないので、自動にすると思います。
それに最近のカメラは高感度になってもノイズが乗りにくくなってきてるって聞きますし。

たしかにそうだね。でも私だったら、いくら高感度耐性の高いカメラであっても、ISO感度の自動設定は絶対に使わないね。
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ふわく

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どうしてですか?


たしかに、高感度耐性の強いカメラだったら、ISO感度が意図せず上がってしまっても大した問題にはならないかも知れません。
ただ、一番厄介なのは、日中の明るい時間帯の撮影時です。

何が厄介かというと、露出オーバー(明るくなりすぎる)になる確率が上がるという点です。
明るい環境下では、ISO感度がいくら低く設定されようと、絞りやシャッター速度の設定によっては、露出オーバーになってしまいかねないのです。
これを解消するには、絞りかシャッター速度を変える必要があります。

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あれ?絞りとシャッター速度を好きに設定できるのがマニュアル露出モードだったよな?

そのとおり。本末転倒だよね。
しかも、ISO感度オートということは、露出補正が前提になるから、ISO感度をオートにした時点で、もはやマニュアル露出モードの旨味(うまみ)はないんだよね。
だから私はISO感度オートは絶対に使わない。
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ふわく

まとめ | ミラーレス時代こそマニュアル露出で行こうぜ!

マニュアル露出モードが敬遠される原因の一つは、間違いなく、「撮影するまで結果がわからない」だと思います。
でも、ミラーレス一眼ならリアルタイムで結果が見られるわけですから、この問題を解決できます。

また、マニュアル露出モードは、絞りもシャッタースピード、ISO全部をマニュアル設定する必要があるため、なんだか難しそう、というイメージを持たれるかたも多いかと思います。(私もそうでした^^;)
でも、逆にこう考えてください。
絞りもシャッタースピードもISOも自分が好きなように設定できる、と。

絞りとシャッタースピードの両方を設定しなければならないから、手間が増える、と思われるかも知れませんが、露出補正やAEロックをする必要がありませんので、なんだかんだで、かかる手間もプラマイゼロです。

ミラーレス一眼を使っているなら、マニュアル露出を使わないともったいないです。ぜひ使いましょう!w
ということで、今回はこの辺で!

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デジかめん ピンク
今回の話、わたし、ほとんどついていけませんでした・・・。

ごめんごめんw さっきも言ったけど、今回の話がちょっと難しいという人向けにさらに基礎がわかる記事も書く予定なので、お楽しみに^^
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ふわく

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