こんにちは。
今回は元量販店カメラ担当のふわくが、店員に騙されないために気をつけるべきことをお話したいと思います。
ある意味業界タブー的な内容も含まれます。
・・・知らんけどw
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こんな店員は信用するな!
聞いてもいないことまで説明してくる店員
カタログを読めばわかるようなことを延々と説明してくる店員がいます。
これは新人店員か、接客スキルの低い店員の典型例です。
なぜこういった店員から買ってはいけないのかというと、あなたが欲しいものにはあまり関心がなく、自分が知っている知識や好みを押し付けているだけの可能性があるからです。
聞かれてもないことを一方的に喋って許されるのは、「ジャパネットたかた」のたかた元社長くらいじゃないでしょうか。
ふわくも新人店員だった頃は、あまり詳しくない商品については触れず、自分がよく知っている商品ばかりをお客様にお勧めしていました。
お客様はそれが一番いいものだと思って買って行かれるわけなので・・・申し訳ないことをしたなと。
特定のメーカーの製品だけをよいしょしてくる店員
「こっちのメーカーの製品はどうなの?」と聞いても、「ああ、こっちはダメですね。なぜなら○○なので。」とあからさまに他の製品を否定。そんな店員にはご用心。
やっぱり自分の好みを押し付けているだけか、店員がメーカーの派遣員である可能性があります。
量販店のコスチュームをまとっていて、見分けがつかない場合もあるので要注意です。
ただ、中には、他の製品を褒めつつも、最後にはちゃっかり売りたいものを売るというスキルを持った人もいるのが厄介なところです。
店員の本音を引き出すには、逆質問が効果的
店員の接客を受けたときに、本音を引き出すテクニックをお教えします。
あ、大丈夫です。カンタンですから♪
店員に向かって、次のような逆質問をするだけです。
「ここだけの話、店員さんは何を使ってますか?それはどうして?」
すると、意外と嬉しそうに本音を語ってくれることも少なくありません。
ふわくも聞かれたことがありますが、バカ正直に答えてました(笑)。
カメラ担当はたいていカメラ好きなので、夢中になって答えてくれる人も少なくないでしょう。
店員も人間ですから、そういうコミュニケーションを通じて、より真剣にいい商品をお勧めしてくれることにつながったりもするわけです。
結構お勧めな方法なので、カメラに限らず、お店で欲しい物があればぜひ試してみてください。
信頼できる店員を見極める方法はある?
でも安心してください。信頼できる店員を見極める方法はちゃんとあります。
結局のところ、こちらの質問にちゃんと答えてくれて、会話のキャッチボールが心地よく出来ているかどうか。それがめちゃくちゃ重要なんです。
その上で、説明に十分納得でき、さらに期待以上の情報をもらたされたなら、迷わず「買い」です。
以上。
聞き上手ということは、こちらのニーズに答えようと一生懸命になっている何よりの証拠だからね。
「店長オススメ!」「人気ナンバー1」に騙(だま)されるな!
続いては、よくある「店長おすすめ」なポップについてちょっとご説明します。
店員の意見を聞かず、自分で決めるという人ほど気をつけてほしいんですが、「店長のお勧め」というポップがついてる商品や、人気度を順位で掲げているポップには要注意です。
「いま売れてます!」「人気ランキング1位」を見てあなたはどう思うでしょうか。
きっと1位だったら間違いないと思ってしまうんじゃないでしょうか?
疑うことを知らないアナタに一言。
「素直か!」
・・・基本的には意図的に操作されたランキングであると思っておいたほうが身のためです。
- 利益率の高い商品
- 在庫を処分したい商品
- メーカーキャンペーン商品(売るとメーカーからインセンティブをもらえる商品)
などなど、お勧めというよりは、お店が売りたい商品である可能性もあることを覚えておきましょう。
オススメやランキングに惑わされてはいけません。
少なくとも「店長オススメ!」はまったく問題ないだろうね。
(利益率が高いので)店長がおすすめしちゃいます。なわけでしょ。
そういう意味ではウソは言っていない(笑)。
かぎりなくグレーゾーンだとは思う。
グレーといえば、個人的にはアパレル系ショップでよくある「タイムセールでーす」。
あれこそ黒に限りなく近いグレー。
お得だからいいじゃないですか。
わたしはあの呼び声を聞くと嬉しくなってホイホイお店の入っちゃいます♪
でもよく思い出してみて。その店、年がら年中タイムセールコールしてないか?
番外編: 店員が話かけにくい客はこういう客だ。
・・・なわけないよね。
逆にこっちが申し訳ない気になるし。
そもそも話かけてこないようにする方法ってないの?
わたしが店員をしていたころ、同僚たちとよく、お客様の外見だけを見て、買うのか買わないのかを当てるようなゲームをしていました。
そこでの経験から導き出された「店員目線」の理論を特別に公開します。
まずはこれ。
「手に財布を持っているお客様はその場で買う可能性150%」説
手に財布を持ってるお客様はかなり前のめりであることが多く、その店で買う可能性が高いです。
逆にいうと、店員からすると格好の餌食(えじき)なわけです。
店員ウェルカム!な人以外は、手に財布を持って売り場をうろつくのは控えましょう(笑)。
「カタログをいくつも手に持っているお客様がその日に買う可能性40%」説
こういったお客様はまだリサーチの初期段階で、その日は買わないと思われます。
量販店の店員は基本的に売上重視なので、買いそうにないお客様を接客するよりも、書いそうなお客様を探して接客したほうが効率がいいわけなので、敬遠されがちです。
しかし、なんとかその場で買ってもらおうと必死なギラギラした店員(昔のふわくみたいな店員)も中にはいるので、そういうときは「すまへん。見てるだけなんで。」で撃退しましょう(笑)。
(おまけ)「イヤホンをしているお客様は話しかけづらい」説
これはお客様の接客拒否の意思である場合も少なくありませんので、
これも店員が話しかけづらいパターンの一つです。
ふわくが店員をしていた頃は、イヤホンしているお客様にもガンガン接客してましたが(笑)。
まとめ
最近は、買い物の場は量販店のような実店舗ではなく、ネットショップがメインになりつつあります。
しかし、ネットショップは不安だという人もまだ一定数いらっしゃいますし、買う前にどうしても実物が見てみたいから、という人はかなり多いのではないでしょうか。
ふわくもカメラのような高価なものはたいていネットで買いますから、量販店では「見るだけ」になりがちです。
そんなときはなおさら、店員に話しかけてほしくなかったりしますよね。
でもあまり詳しくない商品について偵察(ていさつ)に行くなら、プロの意見を参考にするのも悪くはありません。話を鵜呑みにする必要はありませんが、店員は上手く使いましょう。
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